【レビュー】第16節 横浜FC戦＠スワン

アルビレックス新潟 3-1 横浜FC
ほい！前節の後味が悪くもポジティヴな印象を残した敗戦をしっかりと咀嚼して、是が非でも欲しかった勝ち点3、そして3得点を奪ったのは素直に素晴らしい戦績だろうね。後半のぐだぐだもあったけど、まあそれは後で言及します。
まず、この試合で明確になったのは矢野貴章とマルシオ・リシャルデスの存在の大きさだろうね。貴章は代表発表前ということもあって、尋常じゃないくらいの走量と、ボールを引き出す動き、体を張ったボールキープ、サイドにねじ込んでいくドリブル････とまあ彼らしいプレーの連発での猛烈アピールっぷりを見せてくれたし、やっぱり貴章は新潟の攻撃面の戦術における不可欠なピースだって事を痛感したね。素晴らしかった。あとは1対1のシーンとか、ゴールを決めるチャンスをしっかりモノにしてくれれば最高だったのだけど、それは今週末のお楽しみにとっておこうか。
それとリシャ。新潟の攻撃にテクニカルな味付けをしてくれる絶対的な選手だね。彼の状況判断とキックの精度はやっぱり物凄い武器だ。それと今年の絶対的な右サイドバックである内田とのユニットは、新潟の今年の最大の武器だと思う。この試合でも中島を前半だけでベンチに追いやったことからも、その威力が伺えるね。
試合の流れを見ていくと、前半のいいペースは守備陣と攻撃陣の見事な連動が要因だったと思う。特に出色だったのは寺川と千葉のボランチコンビ。この試合で注目だったテラの出来だけど、怪我をして退場するまでは素晴らしい内容だった。千葉が自陣のバイタルをケアしつつ、前へのアグレッシヴな姿勢を見せている前目の位置で、守備と攻撃の繋ぎとしてしっかり機能していた。そしてその二人の良好な関係が横浜FCのバイタルで新潟がボールを繋げるというハーフコートのミニゲームみたいな状態を作り出し、前半での3得点を生んだ一因になった言えるだろうね。（あとはテラの負傷が軽症である事を祈るばかり）
それにしてもうっちーのゴールはうっちーヲタである俺にはたまらんゴールだったわ(*´Д｀)今年何度も見せていたリシャとの絡みでPA内に侵入するプレーがようやく結実した感じだね。それとあのゴールパフォーマンス！最初は指なんて立てちゃってちょっとクールな感じだったのに、結局顔が緩んじゃってなんか凄く半端になるグダグダっぷりｗｗんで試合後のインタビューで「ゴールするのに慣れてなかったので････」だって(;´Д｀)うっちー最高だようっちー。

そんな前半のチーム全体の素晴らしいアグレッシヴなプレッシングは、後半の立ち上がりもしっかり発揮されていた。特に後半の序盤は千葉が素晴らしいプレーの連発。坂本との急造ボランチコンビだったけど、その関係をすぐに理解して、ボール奪取の連発と彼らしい縦への速く効果的なパス。これが新潟のペースを作り出す。
しかしその後に横浜FCのペースの時間帯が増えてグダグダになってしまった。これは全体の運動量が落ちて、これは坂本も指摘していた事だけど、攻撃陣と守備陣が乖離してしまったのが原因だろうね。過密日程である事もあるし得点差も考えれば致し方ないこともあるだろうけど、トドメを刺す為にもう一度自らのサッカーを理解する冷静さが欲しかったと思う。ま、大勝で浮かれて千葉へ乗り込むよりはマシ、とポジティヴに捉えましょうかね。
さて、これで順位は4位。何節か前に比べると中位グループの密集度は緩くなっている感じだ。恐らくここからが勝者になるか弱者になるかの分岐点になるだろう。だからこそ、この流れを週末の千葉にしっかりと持ち込んで欲しい。んじゃフクアリで待ってるよ！タッパ持ってねｗｗあー早くソーセージ盛りとサマナラカレーと勝ち点3貪り食いてぇえぇぇぇぇ！！！