九十九里浜と太平洋と綾瀬はるかと鹿と多部未華子の眼力


牛。かわいいよね、牛。臭いけどかわいいよね、牛。
今日九十九里浜行ったんだよ。で、冬の太平洋見て思ったんだ。太平洋って広いなーって。そりゃそうだよな。太平洋を越えてアメリカ大陸に至るまでは地球を3分の1くらい回らなくちゃいけないんだもんな。広いぜ太平洋!
それとさ、「あ〜あ〜九十九里浜〜♪パヤパヤ」って曲あるじゃん。俺が小学生だった1991年にMi-Keとか言うアイドルグループがヒットさせたやつ。それをめっちゃ歌いながら車運転してたんだけど、俺なぜかずっとあの曲って「海岸でカーセックスする歌」だと思い込んでたんだ。で、さっき改めて歌詞を検索してみたんだけど、全くそんな内容じゃないんだよな。俺なんで小学生の時にそのイメージが刷り込まれてたんだろう。何にせよ、誤認が解けてよかった。今日九十九里浜行かなかったら、元Mi-Keの人に会った時にとんでもない話題を振る所だった。一つリスクマネージメント!




で、今日からスタートの「鹿男あをによし」。とりあえず確実に来週も観ます。めちゃくちゃ面白かった。去年の末に「ツィゴイネルワイゼン」を観たあの感覚が戻ってきた感じだ。謎ばかりだけど、画の作り方、奈良の情景、木工建築の質感、そして俳優陣の上手さ。そんな要素がホント上手く纏まってて引き込まれる。それに夏目漱石の「坊ちゃん」のオマージュってのが上品でいいよね。「鹿せんべい そんなにうまいか」には爆笑。
俳優陣に目を向けると、まず綾瀬はるかの演技の上手さは言うまでもないけど、あれだけの弾丸台詞回しにも拘らず台詞がしっかり聞き取れるのは素直に凄いと思った。彼女が元々持ってる雰囲気はこのドラマのフワフワした感触に見事合致してるし、可愛いし、絶妙なキャスティング。
あと玉木宏は「ゴタゴタに巻き込まれてあたふたするイケメン」を演じさせたら天下一品だな。やっぱり彼にとって「のだめカンタービレ」という作品の影響は大きかったんだと、改めて思う。日進月歩で上手くなってるよな。それに俺にそっくりだな、玉木宏。主に性別がそっくりだ。
そしてなんと言っても多部未華子!多部ちゃんの謎を秘めたあの眼力。完璧だわ。目で殺せる俳優ってそうはいないぜ。これ多部ちゃんにとって大きな転機になる作品の予感がする。
あとはエンディングの素晴らしさといったらwあの過剰に勇ましい音楽と、勇猛に走ってくる鹿wwいやー、あそこまで潔く「鹿」だもんな。しかし鹿の造形ってかっこいいな。あと山ちゃんの声素晴らし過ぎ。鹿かっこよすぎ。



九十九里浜の話なんだけど、こんな時期、しかも今日みたいにクソ寒い日に九十九里浜に行くやつなんて俺くらいだろうなぁなんて思ってたんだけど、いざ行ってみたらびっくりするくらい人がいるんだ。車がばーっと海岸に並んでんの。みんなそんなに海見たかったのかなあ。で、ナンバー見たら袖ヶ浦や千葉に混ざって尾張小牧とかもいるんだ。随分遥々やって来たね。でもこの時期の九十九里浜なーんもないよ。まあ、俺も海岸でなーんもしなかったんだけど。
あと九十九里浜のあたりは鰯の名産地らしくて、色んな店にイワシ料理の看板立ってたんだけど、イワシなめろうで食うのが一番旨いな。蒲焼もいいけど、やっぱなめろう最強だ。房総半島は素敵な所だ。


で、牛なんだけど、かわいいよね。牛。太平洋の潮風を吸って育った牛はどんな乳を出すんだろう。