U-17女子ワールドカップ 女子高生なでしこ強すぎ

日本代表、7-2でパラグアイに勝利。
やっぱりこのチーム素晴らしいよ。パラグアイの守備がかなり拙かったとは言え、これまでとはセンターバック以外の9人、特にこの2試合で実に素晴らしいプレーを見せて、日本の流麗な攻撃を作ってきたボランチから前の6人(ボランチの嶋田千秋と亀岡夏美、サイドハーフが右に井上由惟子、左に齊藤あかね。で、2トップが吉良知夏岩渕真奈)を総とっかえしたのに(ボランチに杉山貴子と田中陽子サイドハーフが右に石田みなみ、左に浜田遥。2トップが吉岡圭と高橋彩織)、7得点。素晴らしい。
しかもセンターバックの千葉望愛がバックパスのミスから招いたピンチから、相手を後ろから引っ掛けて1発赤&PKだったのに、そこからひっくり返したからな。それで4-4-2のシステムを3-4-2にして戦うのも凄いし、その非常事態に焦らなかったキャプテンのCB岸川奈津希のこれまた素晴らしい事。この子凄いね。恐らく近い将来日本の女子サッカーを代表するCBになるだろう。
で、この試合でも明らかだったんだけど、このチームのいい所はアタッキングサードに入った後の判断がほぼ全てゴールを狙う所から逆算されたプレーなんだよね。前を向いた状態でのパスの多くが勝負パスだし、ドリブルで1対1を仕掛けていく頻度もめちゃくちゃ高い。
それを90分間続けるから7点とか取れちゃうんだよな。何をするにもまずは意識こそが一番重要だって思い知らされる。


恐らく準々決勝のスタメンは最初の2試合のメンバーがベースになるだろうけど、左サイドハーフ浜田遥が入るかもしれない。俺この子推していくわ。172cmという長身をベースにしたパワーのあるプレーとドリブル。それと何と言ってもクロスが入る瞬間に中に入るタイミングのセンスがすんばらしい。ミスもまだまだ多いけど、あのアグレッシヴな姿勢はいいよ。
それに吉岡圭、高橋彩織、田中陽子の3人のテクニカルなプレーは交代の切り札としてもバッチリ。このチーム、本当にいいチームだよ。



と言うことでサッカー好きならとりあえず乗っかっておきましょう。多分そのうち「俺は彼女たちがU-17の頃から見てるんだぜー」とか言いふらせる事になるよ。
てかもう優勝じゃ優勝!もう狙うのはそれしかねー!!がんばれっ!!!ヤングなでしこ!!