【プレビュー】09年第10節 磐田戦@スワン

うっしゃああああ!!!もう勝つしかねーでしょ!!!前節の惜しい惜しい敗戦から得た経験値を、ここで勝ちに繋げなくてどうする!!!つーことでサクッと行くぞおら!


今年のジュビロのスタートは守備の凄惨な崩壊から。まずはそれを立て直すのに着手。当初は中々上手くいかなかったものの、浦和戦あたりから段々とその守備の約束事が出来てくると、とりあえずスペースをしっかり埋めて失点を抑えるという形が出来てきた。丁度、新潟がナビスコで当たったのがここ。
で、次なる課題は「攻撃の貧弱さ」ってところだった。前田が絶不調。ジウシーニョは頑張ってるけど、基本的に足元にボールが欲しい選手なので、中盤をうまく引き出すって形がなく、彼が単独で局面を打開するしか方法がないという苦しい状態。
しかし、清水戦の直前に加入したイ・グノがすべてを変えてしまった。彼が今まで磐田になかった「動いてボールを引き出す」というプレーを見せたことにより、磐田の攻撃にやっとバリエーションが生まれてきた。そして何より、イ・グノの決定力に加えて、前田が活きる素地が出来た事より本来の彼のアタッカーとしての能力が復活を遂げた・・・・ってのが今のところ。


タイミングわっるーwwwwwwwwww


ってのが正直なところなんだよなwwいやー、しかしイ・グノエジムンドとかシャムスカ以来の「ひとりですべてを変えてしまった」な補強だな。すげーわ。

というわけでまずこの試合で絶対に怠っていけないのは、イ・グノと前田の2トップを自由に走らせないようにぶっ潰すってこと。特にイ・グノはバイタルでボールを受けつつ、一気に裏を狙ってくるランニングが特徴の選手なので、それをマークを受け渡しながらしっかりとマークを離さないことだ。こういう動きを繰り返す選手を捕まえるのはものすごく難しいけど、その動きさえ封じてしまえば、ここ最近の磐田の好調を支える、イ・グノの後ろに続く攻撃陣=前田、ジウシーニョ、西が生み出す厚みのある攻撃の多くを封じることができるはずだ。
マリノスが磐田を完ぺきに封じ、神戸がボコボコにされた理由。それは結局のところ、イ・グノの走りを抑える意識があったか否かってところだったと思うしね。てか神戸のカイオ・ジュニオールってスカウティングが得意な監督じゃなかったっけ?ま〜〜ったく準備してなかったよな、アレ。

それと最近の磐田で特徴的なのはピッチをかなりワイドに使う意識が高いってところ。これもまあイ・グノ効果なんだけど、イ・グノが走って守備の意識を彼に集中させて、真中に集中したところでどかーんとワイドに展開、ってのがすげー多い。3バックで臨んだ神戸もこれにまんまとやられてたしね。
なので、この試合ではウイングとセンターハーフが相手のサイドハーフをしっかりと見ることが重要になると思う。ぶっちゃけ、磐田のボランチは攻撃面で怖いところはあんまない。なので、前線の4人とサイドバックの駆け上がりをまず抑えることこそが磐田をぶっ潰すための必須条件だろうね。要は今の磐田の攻撃はまだまだ個人能力に頼るところが多いので、局地戦に勝てばいいのだ。


それと攻撃面では、ガッチリと引いてスペースを埋めてくる磐田の守備に対してセカンドボールを拾っていくことが重要になる。今の磐田の守備は4バックとボランチ2枚が、ガッチリとスペースを埋めるのがまず基本形。ただ、セカンドボールの処理に対してちょっと微妙なところがあるので、たとえばオオシに当てた後、ペドロが勝負に行ったこぼれ球、クロスの跳ね返り、といった様々なセカンドボールを積極的に狙って行くのを徹底したい。そこで拾えれば、磐田のびっちりとスペースを埋める守備はギャップを作ってアタックに行かざるを得なくなる。その瞬間こそチャンスだ。

あとはサイドで起点を作ること。これはこの前のナビスコでもそうだったんだけど、磐田の守備はサイドハーフサイドバックの連携がまだ甘い。で、そこで起点を作れると、さっきのセカンドボール同様ギャップを作ってアタックに出てこなくてはならなくなる。そのタイミングでセンターでの勝負を仕掛ければいいのだ。



つーことで、とにかく集中力と積極性を同居させることが、この試合の勝利の必須条件になる。前節の悔しい負けは、この日の喜びのためにあったんだ。だからこの試合は勝つ。ぜっっってー勝つ!!!!!!このチームが向くべきは上なんだ。磐田倒して上位に食らいつくぞおっらああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!