【プレビュー】09年第27節 広島戦@ビッグアーチ

うっしゃあああああああ!!!勝つぜ!!!勝つぜ!!!
広島、鹿島と続くこのアウェイ2連戦が、間違いなく今シーズンの最終順位に大きく影響してくるからね。そんなもん勝つしかねーでしょ!!やるぜ!!やるんだよ!!!


さて広島だ。なんかあれよあれよと言う間に絶好調で突っ走ってここ9戦で6勝3分で、現在3位。すげーね。その理由は凄く明快で、「守る時に守れる」様になったって所だと思う。これまでの広島はホント向う見ずな突貫サッカーやってて、得点力・爆発力はあるけど安い失点もその分多いチームだった。
だけど、今の広島は「我慢する時間はしっかり我慢する」っていう意志統一がすごく良く出来てて、それに元々の攻撃力、ゲームを自らコントロールする能力の高さが、ちょうど相まってるすごくいい状態なんだろう。


ただし、一つ知っておくべきは、その負けなし9戦のうちの多くが、実はギリギリの戦いを制してきていたという事。つまり、DF陣が呼吸困難に陥る時間帯と、持前の攻撃サッカーが火を吹く時間帯の波が、激しく行ったり来たりするサッカーをしているって事だ。そう、言ってしまえば、今の広島は90分間横綱相撲をするまでの力は備わっていないのだ。
だからこそ、このゲームで最も重要なのは、チーム全体としてゲームの流れや機微と言ったものをしっかりと読み取ってプレーをするという事。攻撃的になった時の広島は恐ろしく厄介なチームだけど、それが猛威をふるっている時間帯でしっかりと守り、決して盤石とは言い難い(しかもこの試合はストヤノフが欠場の見込みなのだ!!これは超デカイ!)広島の守備陣の隙をしっかりと突けるかが重要になる。

そう、だからこの試合はきっと我慢の試合。特に守備がどんだけ頑張れるか、って言う試合になるだろう。今年の新潟の「アウェイでたったの6失点!!!」って特長を押し出すべき試合なのだ。多分、0-1で逃げ切るとか、そういうスコアが最も目指すべきスコアになるような試合だと思う。
で、その守備の面で最も重要なのは相手の2シャドーへのマークだろう。広島の超絶攻撃的ポゼッションサッカーの中心はこの2枚だ。ボールがそこにどうやって経由するかで、広島のリズムは随分と変わってくる。言うまでもなく、自由に回させたら地獄が見える。寿人の天才的な裏抜けや、両ウイングバックの押し上げ、DFの攻撃参加、といった広島の特徴的な攻撃の多くは、その2シャドーで起点を作る事をきっかけにスタートするからだ。
なので、重要なのはボランチ2枚とセンターバックセンターバックは一人は寿人を注視し、もう一人はボランチのフィルターを越えて中盤から飛び出してくる選手を捕まえる、という難しいタスクに挑まなくてはならないので、相当の集中力が求められるだろう。
そしてボランチ。この試合の大きなカギを間違いなくここだ。で、そこにどうやら三門が初先発を果たしそうであるとの事。おおお、いきなり大仕事!!だけど、ボランチがしっかり相手の中盤にしっかりとプレスを掛けて起点を作らせないようにしなければ、、絶対に広島の攻撃の猛威を抑え込むことは不可能だ。そしてこの大仕事をうまく成し遂げれば、きっと三門の今後のキャリアに大きな好影響を与えるはず。さあ、頑張れ三門!!!期待してるぜ!!勲はもう言うまでもないです。いつも通りの完璧な仕事をしてくれればそれでいい。


で、実はこの試合でストヤノフがいないってのは守備面でもそうだけど、攻撃面でも相当大きいと思う。と言うのも、広島の攻撃のスタート地点はストヤノフだからだ。彼の正確なロングフィード、状況判断に優れたバックラインからのビルドアップのパスは、広島の攻撃の礎そのもの。だからこそ、新潟としてはその出し所にFWや中盤がしっかりとプレスを掛け、出来るだけパスコースを限定するって仕事が重要になる・・・って書こうと思ったんだけど、ストヤノフいないっぽいんだよね。
だけど、やるべき事は変わらずだ。広島は3バックのセンターが最終ラインに常に貼りつくスタイルを取っている(そして両端の森脇と槙野は攻め上がるのだwww)。だから、そこにしっかりプレスを掛けてしまえば、必ず広島のパス回しに大なり小なりエラーを起こさせる事が出来る。そうなったらウチのカウンターのチャンスだ。大分戦では奪ってからサイドのスペースをうまく使ってボールを動かすカウンターを何度か仕掛けていたけど、あれを繰り返して広島の守備陣から勝利のための得点を奪いたい。今の新潟は1点あれば必ず勝利に結びつけるだけの守備力があるのだ。それを信じ、愚直かつ貪欲に先制点を狙うべきだろう。この試合は先制点が死ぬほど重要になるはずだからね。



と言う訳で超重要な試合。勝つぜ。絶対に勝つぜ。広島叩いてもっと上行くぞおっら!!!!!!!!!