フェリーニのアマルコルド

「人生は祭りだ!」
これ、フェリーニの名言の中でも一番好きなフレーズなんだけど、この作品を観て真っ先に浮かんだのはこれ。
人生の中のたった一年、綿毛が舞う春から次の春までを切り取っただけでも、そこには音楽が鳴り響き(父親のお説教も、爆走する車の音も含めての「音楽」だ)、感情や時間の推移や成長が渦巻いてる。それは誰にだってそう。人生の音楽は誰かにとっては子供の泣き声だったり、工場の機械音だったり、隣で寝てる最愛の人の寝息だったり、それぞれだ。誰だって祭りの真っ最中にいる。
そうやってフェリーニは人生を肯定する。だから大好きなんだこの人は。
人生は祭りだっ!!!


ところでタバコ屋の巨乳おばさん。あんた乳吸わせるだけなんてひどいぞ!!