パク・チャヌクはやっぱりド変態だ

  • 67 渇き

イエース!こりゃパク・チャヌク汁100%の、正真正銘のパク・チャヌクの映画だな。笑いの成分と全体に対する度数も、まさにパク・チャヌクのそれ。先日イーストウッドにさらっと裏切られたばっかなだけに、余計輝いて見える。


これはキリスト教をベースにした話だけど、むしろそれはただの舞台であって、内容を取り出してみれば「秩序・美徳」と相反する「背徳・罪」の対立、っていうオーソドックスな話だよね。その中間に立たされた男の話だ。つまりとても「よくある話」
その普遍的なテーマというベースがあるのをいいことに、「バンパイアの営み」というエキセントリックな話をパク・チャヌクがやりたい放題やりました!はい、変態ですよ!そうですよ!って映画だな。素晴らしいと思います。


ところでバンパイアのステレオタイプって、「血を吸う」「日の光に弱い」「ばっさ〜とコウモリのように飛ぶ」は知ってたけど「怪力」ってのあったっけ?w


あとキム・オクビンさんのチクビンは見事に俺好みでした。あれは素晴らしいと思います。