【プレビュー】10年第27節 東京戦@味スタ

2連勝へ!勝つぜー。


さて現在絶賛残留争い中の東京。で、残り8試合と時間がない中では大熊監督を招聘した意味ってのはあると思うんだよね。あの人のサッカーって「ハードワークとドッカンドッカン縦へ速い」っていう言ってみればシンプルで効率的なサッカーだからね。
実際に大熊監督就任後のサッカーは、城福が微妙に標榜してたりしたポゼッションの要素は薄れ(まあこの中途半端な標榜っぷりが低迷の一因だと思うけど)、手数をかけずに前線の平山と大黒に当てるボールと、一気に縦に走るリカルジーニョや石川をめがけたロングボール、っていう大変わかりやすい縦に速い攻撃を狙ってきてる。
となればもう分かりやすいよね、というか永田さんや千葉ちゃんの一発目の守備の強さを活かす時だよね。ガッツンガッツ当ててくるボールを早めに正確に潰して、そしてそれをしっかりボランチが(久々のミカと勲のコンビっぽいけど期待してるぜー)フォローして、相手にターンオーバーの山を築かせてしまえばいい。
で、このターンオーバーってのはこの試合の大きなポイントになると思う。というのも、東京は相変わらず守備に問題を抱えているからだ。特に、城福時代からずっと続いている中盤、特にボランチの距離感のマズさ、DFラインとの連携の甘さで作るバイタルの超危険なスペースという弱点は相変わらずだ。この辺は今年のホーム戦と全く同じだよね。大熊監督はまだそこまで手が回ってないってのもあるんだろうな。それだけ城福時代は大きな問題を抱えてたと思うし。で、その試合ではミシェウや貴章やマルシオを中心にそこにプレスを掛けてゲームを作らせず、何度もその結果生まれるスペースに顔を出して完全にペースを握ったけど、この試合も同じだ。
大熊監督は「攻撃をやりきること」を重要視してるらしいけど、たしかにそういう問題を抱えてるチームならそれを目指すだろうね。だったらこっちとしては攻撃を中途半端にぶった切ってやって、名古屋を粉砕したように、オオシが背負えばその脇と後ろをミシェウ、マルシオ、そして戻ってくるヨンチョルがスペースを狙って走る、ってのを繰り返して行けば、絶対にこっちがペースを握ってしまえるはずだ。オオシの下の3人をしっかりと抑えきれる組織を作るだけの時間は、大熊監督には用意されていないと思う。



という事で目指すは2連勝。ここで勝てばやっと順位を上げるチャンスが巡ってくる。勝つしかないぜ!!!東京粉砕して上行くぞおっらあああああああああああああ!!!!!!!