「桃尻娘 ラブアタック」「薔薇と鞭」「スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団」

俺様採点:3
本当はブラックスワンを観るつもりだったんだけど、満席でやんの。すげーなナタリー。なのでシネマヴェーラで日活ロマンポルノw
竹田かほりと亜湖が超かわいい。板野知美的なかわいさだな、竹田さん。話はとっ散らかってるけど、学園モノとして十分楽しめる。

  • 73 薔薇と鞭

俺様採点:3
徹頭徹尾、耽美からブレないところが潔い。いいね。巨乳でもう少し可愛かっならなおいいんだけどね。

俺様採点:3
エドガー・ライトの映画って、映画のスタイルの形式美をメタ的に解体して、それ自体から抽出したパロディと小ネタを武器として、完全に換骨奪胎して新しい作品として昇華する、つまり過去の遺産から「その先」に進んでいけるところに素晴らしさがあったわけだよね。
それを考えると、今作はその「映画の形式美から抽出したもの」が「ゲーム」に変わったわけだけど、それがこれまでの作品のように、色んなものをひっくり返して作品自体を加速させていく装置になっているかって言うと、答えはノーだと思うんだよな。ゲームの要素が話を彩ってくれてはいるけど、これまでの作品みたいに話に圧倒的な強度を与えるまでは至ってないと思うんだよね。話を淡々と進める装置になってしまっている。だって小ネタの元ネタが分かってわー楽しー、ってレベルで留まらないのがこれまでのエドガー・ライト作品の素晴らしさな訳だし。


とは言え、面白いか面白くないって言ったら、文句なしで超面白いんだけどね。最初に書いたこの作品の残念な所って、これまでのエドガーライト作品の素晴らしさを楽しんでた人間から見た相対的な、構造自体に対する不満であって、この作品単体で観れば、その演出自体は冴え渡ってるし、1982年生まれで普通にゲームの洗礼を受けてきた人間から観て物凄くワクワクした所も多かったし、音楽をやってる人間としてエフェクタを踏む瞬間のあの高揚感もよく分かるし、俳優の演技も、音楽も素晴らしかったと思う。
ただ、エドガー・ライトに期待してしまっているところを考えると、うーんってなる部分は否めないという。まあ、そもそも原作ありきの話だから、これまでと並べて考えるのも違うのかもしれないんだけど。


てか、少なくともエドガー・ライト、ゲームより映画の方がずっと好きでしょ?今までみたいにそういう映画撮ってよ。そういう映画が観たいよ。



あ、あとラモーナ役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド!!!デス・プルーフの時のあの超絶カワイイチアリーダーの子だって、途中まで完全に忘れてたわ。全然違うじゃねえか・・・あの猛烈なかわいさどこ行ったんだよ・・・白人女はやっぱり信じちゃ駄目だな・・・