情熱と涙

言葉を文章にする作業の中でしか生まれない感情がある。俺はそれで涙した。10月7日。恐らくここ数年で最悪の日。酷い日はいくつもあったけど、この心の動きは未知の部分だったから、これが最悪の日。
情熱は情熱としてだけは生きられないんだと思う。それに加えて、極端な例を挙げれば愛、手近にあるもので言えば昨日の晩御飯。そういった副次的なものに囲まれて、情熱は情熱としての強度を保つんだ。
今感じている未知の心の動きに、もっとも近い感情は感謝の感情。そして燃えたぎるような情熱だ。今に見てな。情熱が爆発して手に負えなくなるまで、しばしのサヨナラ。