「この愛のために撃て」「127時間」「電人ザボーガー」「親愛なるきみへ」「まぼろし」

短くばばっと。

  • 150 この愛のために撃て

俺様採点:4
ほとんど予備知識も入れず、期待せず観たんだけどこれがまあ大当たり。非常によくあるプロットながら、製作者側の気合が手に取るように見えてくる、極上の娯楽映画。素晴らしかった。

  • 151 127時間

俺様採点:4
やっと観れたこの映画。結末は知っていたけど、それでも終始ドキドキしっぱなしだった。この限定的なシチュエーションとダニー・ボイルの相性ってどうなんだろう?とは思っていたけど、幻覚を見るシーンなんかはダニー・ボイルの真骨頂そのものだもんね。音楽の使い方も効果的で、最後のシガーロスは反則なほど凄い。

俺様採点:3
チェーンジザボーガー!ゴー!!原作は全くの未見だったので、なぜ今これを井口昇が、って思ったけど観てみたら完全無欠の井口昇要素しかない映画で納得。それはEDの原作の映像で初めて知る、その「原作そのまんま感」で改めて納得。監督のルーツの一つなんだね。
そして山崎真実の素晴らしい事!!!!井口昇作品のヒロインは、八代みなせ木口亜矢もすぅちゃんも杉本有美もそうだけど、なんでみんなこんなに魅力的に映るんだろう。すごい。


  • 153 親愛なるきみへ

俺様採点:3
恋愛に関する物語としてではなく、最後のモノローグにある「過ぎ去る時間の大切さ」に関しての物語として観る方がしっくり来る。そうでないと、あまりに散漫な内容だからだ。


俺様採点:3
フランソワ・オゾン作品。何と言ってもラストシーン。あれ、明らかに走っていく方向があの「まぼろし」と違う方向だよね。「まぼろし」が見えてしまう生活の物語の終焉としてやっとその「まぼろし」に向き合えた、と思わせつつ、実はまだそこに向き合えないという事を示唆するラスト。ぞっとした。