テオ・アンゲロプロス逝去

誰にも「新作の噂を聞くだけで心躍り、新作を劇場に見にい行くのが楽しみで仕方ない監督」ってのがいると思います。俺にとってアンゲロプロスはその一人だった。だから、「新作を撮影中である」という心躍るニュースを聞いたあとのニュースがこれってのは本当に悲しい。新作観たいよ。泣きそうだよ。
彼の作品はボックスセットとかじゃないと観ることができないという、色んな人が触れにくい状況になってしまっているので、せめてこれを機にもっと手の届きやすいところに作品が置かれることを祈ります。追悼上映や、NHKBSでの放送を通して、もっと多くの人が彼の作品に触れ合えますように。