ツボ
アイドリングを追いかけて名古屋へ。深夜バスで行ったのだけど、途中で猛烈な便意に襲われる。しかも横浜町田の周辺で自己渋滞。死ぬ!
必死な俺は体勢を変えてみたり、必死に違うことを考えてみたりするのだけど、猛烈な便意は止まらない。多分、数時間前に食ったターキーのせいだろう。あれしか思いつかない。
必死な俺は、藁をも掴む勢いでiPhoneを取り出し、バックライトが迷惑にならないように、毛布の中に潜り込んで「便意 止める」でぐぐってみる。そしたら関連ワードに「便意 止める ツボ」が。検索してみると、このページを発見したのだ。
「下痢点」である。「下痢点は手の甲のほぼ中央、薬指よりのところにあります」だそうだ。半信半疑ながら、もう出来る策は全てやるしかないわけで、さっそくこの位置をグリグリ押してみる。痛い。すっげえ痛い。これはツボが効いてる証拠なのだろうか?などと考えながらグリグリ押して行く。なんとなく効いてるような、効いてないような微妙な感覚。いや、まだ腹部は荒ぶっている。効いてない!腕時計を見ると0時50分。深夜の戦いは続く。
ここで、ふっと意識が飛んだ。なんとも言えない倦怠感と爽快感の間で、時計を見ると2時30分だった。そう、いつの間にか寝てたのだ。そして気付いた。さっきまで俺を限界まで苦しめていたあの便意が綺麗さっぱり消え失せていると。ツボか!ツボなのか!
人間誰しも便意と戦わなくちゃいけない状況があります。そんな時、この文章を少しでも思い出して頂ければ幸いです。
・・・早漏に効くツボとかないのかな・・・・