私立恵比寿中学 vs DEERHOOF@O-East

行ってきました。このとんでもない組み合わせ。
今回は整理番号が12番だったので、最前でエビ中を観るという贅沢を堪能できたのだけど、やっぱりアイドルはできるだけ近くで観たほうがいいに決まってるんだよな。今までTIFとかで遠目からエビ中を観たことはあったのだけど、今回ガッツリと1時間最前で、メンバーの汗が飛んできそうな位置で観たからこそ分かったことがあったと思う。エビ中素晴らしかった。ダンスの京楽性と肉体性って、その人の造形と、ほんの少しの所作で大きく変わってくるんだ、という非常に原初的な事を改めて感じてしまった。Perfumeをめっちゃ近くで観た時と同じ感覚だった。
それと汗な!最近分かったんだよ。俺は汗かきな女の子が好きなんだよ!そして色白が好きなんだよ!(つまりそれは酒井瞳を意味しているのですね)。だから推しを決めるなら、松野莉奈さんということになるのですね。語弊があるかもしれないけど、早見あかり枠ですよね。好きです。だから彼女の口から「キルロックスターズ」という言葉が出たのは、非常に高まったしめちゃくちゃ笑いました。周りのディアフーフファンもみんな笑ってたねw


そして俺達のディアフーフ!!!!!!!!

俺は04年に彼らを初めて観てから、かれこれ少なくとも20回はライヴ観てるけど、今回は史上最もディアフーフのポップな面、エンターテインメント的な面が抽出されたライヴだったように思う。ただただ楽しかった。頭がおかしくなりそうなほど楽しかった!
恐らく、選曲はエビ中ファン向けとして考えられていた部分もあったと思う。ディアフーフのポップサイドの代表曲がズラリと並んでいたので「last trumpeter swan」みたいな曲はなしだったしね。それとサトミさんの踊りもいつもよりアイドル然としていた気がするw

そして年々その強度(いや、狂度?)を増しているエド・ロドリゲス加入以降のライヴバンドとしての在り方。初めてエド加入後のライヴを観たのは確かKRSのショウケースイベントだったと思うけど、あの時をスタート地点として「過去最高」を更新し続けている気がするのだけど、もう明らかに今回もそれを軽々と更新してしまった気がする。ディアフーフの大きな魅力である「ズレ」の部分と、硬軟の使い分けのバランス。それを象徴してるのがジョンとエドのギターだけど、その絡み合いはまた凄くなっていた。ジョンがパワーコード気味にぶっといリフを弾けば、エドはジャギジャギと金属的なフレーズをかましてくる、そんな絶妙なバランス。そしてそれを牽引するのがグレッグという稀代のドラマーで、その上にサトミさんが魔法をかけて、はい完成。完璧だよ。本当に最高。
ツイッターで検索かけてみるとエビ中DOMMUNEが絡んだことで、初めてディアフーフに触れる人が多くいたみたいだけど、きっとそんな人達にザックリと届く素晴らしい内容だったと思う。

今回の来日はこのあと札幌に行って、火曜日(10/16)に渋谷WWWでライヴがあります。さっきチケット買ったらまだ整理番号が60番代だったので、皆様是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
俺?俺は札幌に向かってるよ!!!!ヽ(・∀・ )ノ 北海道とディアフーフ!!!最強だぜ!!!!楽しみー!!!!