香港愛してる

香港が好きです。近代的なビルと古めかしいビルが隣り合っているあの感じが好きです。東京とは違って東南アジアや南アジアの文化に至るところで出会えるあの感じが好きです。レストランに入って、明らかに外国人の自分に「中国語メニュー分かんないでしょ?英語メニュー頼んどいたよ」ってたまたま隣に座ったお兄ちゃんが言ってくれるあの感じが好きです。
あとはなんとなく入ったパン屋で、英語でオススメ聞いてくれた可愛い女の子と、その子が日本人ですか?って聞いてきたので「うん」って答えたら「わぁ!」って凄いカワイイリアクションしてくれたのと、その隣の女の子が日本のホテルで働いてたらしく、日本語がめっちゃ上手で素敵な出会いしちゃったなーまたあのパン屋行こう!な感じが好きです。香港には日本人が25000人くらいいるらしいので、今度は日本人とも出会えたらいいなあ、と思います。なんか日本人会とかは面倒だけど、どこかで誰かに知り合えたらいいなと思います。人見知りだけど、なんとなくうまくやれそうな気がします。
中国に来て3ヶ月とちょっと。色々と面倒なこともあって心が蝕まれる事も多いですけど、週末に行く香港が本当に楽しくて、香港という街が本当に素敵で、ここがオアシスになってくれてるから、俺は頑張って生きていけると思います。それと動物園・水族館があることを最近知ったので、今度行ってみようと思ってます。日本にいる俺が愛する女の子にLINEでその話をしたら、「動物を見て日頃の疲れを癒して下さい」って言ってくれました。ああ、そうか。日頃の疲れか。そうだね、日頃の疲れって久しく感じてなかったけど、それあるね。なんとなく言った言葉かもしれないけど、なんだかはっと気付いたよ。動物がその疲れをどう融解させてくれるか、また報告しますね。
こっちに来ることが決まった時、きっとこれは自分の人生の大きな転機になると確信しましたけど、予想以上に大きな経験になっていると思います。今まで逃げてきた事とも向き合わなくちゃいけないし、久々に心の強靭さを試されることも多くなって来ました。悩むこともそれなりにあります。久々にこういう感じなってます。確か6年くらい前もこんな感じで悩み多い感じになってた記憶してるんですけど、今こうやって思い出してみるんですけど、何に悩んでたかあんまり覚えてないんですよね。そういうもんですよね。ま、どうにもなんなくなったら逃げちゃうからいいんです。逃げるという選択肢もあるよ、って思えば何でもできちゃいますよね。whatever worksですよ。なんでもあり、です。これ、ウディ・アレンの映画のタイトルなんですけど、この邦題は「人生万歳!」ですって。その通りすぎてぐうの音も出ません。
日曜の夜にこんなエントリーを書くのは現実逃避、或いは強引な自己暗示なのかな、などとは思うんですけど、というか文章書き始めたらどんどん自分でも意外な内容を書いていることに若干の驚きを感じているんですけど、それはまだまだ心が健康な証拠だと思います。このブログには個人情報や誰かの損になることや反社会的な事以外、なんでも思いつくまま、ほぼ推敲を行わないまま文章を書いているんですけど、こういう効果もあるんですよね。やっぱり文章を書くということは自分にとって、とても大切なことなんだと思います。自分の中の成分を抽出する数少ない方法の一つです。これを切り売りするのが小説を書くことだと思いますので、これからも頑張ろうと思います。ちょっと忙しいとサボりがちになってしまうので、毎日1行でも必ず書くようにしたいと思います。
この現実から逃げた時に、一作でも小説を書き上げてないと、不安でいっぱいになってしまいそうだからね!一作でも出来てたらそれが後ろ盾になるはずです。自分が書いたものに対する自信はあります。何故か最後はまだ根拠を示せない自信の宣言になってしまいました。何故でしょう?日曜の夜だからかもしれません。
それじゃまた明日。読んでくれてありがとう。