Berryz工房のラストコン@武道館 ライブビューイング

実は職場近くの映画館でライブビューイングがあるって、前日に初めて知ったんです。というか、活動停止になるのはもちろん聞いていたけど、3/3が最後だってのは知らなかったんですよね。なので急遽ツイッターで検索して、チケットを譲って頂いて参加してきました。
このブログの最初の方を読むと頻繁に出てくるんですけど、俺は07年のはじめくらいまでベリヲタだったんです。06年の前にやってたブログ読めば、ガッツリとライヴの感想とか、石村舞波の卒コンの話とか書いてあるはずなんですけど(舞波卒コンは3列目で見たんだ!)、如何せんMSN space(windows live space)なので、とっくに消滅してるみたいですね。あのブログ使いにくかったなあ。
だからライブビューイングとは言え、実に8年ぶりのベリコン。ライブビューイングはバウスシアターの爆音ケミカル・ブラザーズみたいに、観客が総立ちでコールとか入れながら観るのだと思っていたのだけど、俺が見たサンシャインシネマ池袋では全員着席。正直ちょっと戸惑ったところもあったのだけど、一発目がいきなりのスペジェネで8年ぶりに「ス!ペ!スッ、ペ、シャール、ジェネレーション!!!」コールを入れた瞬間から、もう座る/立つなんてどうでも良くなって、どっぷりとライヴに心酔してしまいました。そんで「池袋を過ぎたってこの愛は永遠」ですからね。完璧でしょう。
8年ぶりにベリのライヴを真正面から、最初から最後まで観るという体験は、自分で想像してた以上に心の襞をくすぐられるもので、本当に胸が一杯になってしまいました。まず何より単純にパフォーマンスの凄みが、昨今のアイドル業界の中でもトップクラスなんですよね。ベリから離れた後、色んなアイドルを観てきたからこそ、これが王者なんだってわかるんですよ。歌の安定感、ダンスの美しさに、堂々たる存在感。11年やってるのは伊達じゃない。しかも一人抜けた後にメンバーが全く変わらずに。本当にかっこいい。
そして例えば、昔あれだけ精一杯背伸びして歌ってたあななしが、いつの間にか彼女たちにとってリアルな曲になってたりする中に、彼女たちの中で8年間で積み上げきた、ポジティヴなのもネガティヴなのも含めた色んな機微や感情が見えてくるんです。それがもう本当に涙腺を緩ませ、そしてこれがそれを確認できる最後のチャンスなのだと思うと、その緩んだ涙腺から出てくるものを抑えられなくなってしまうんですよね。
あとやっぱり古いヲタクだから、昔の思い出が走馬灯で駆け巡るんですよね。市原で見たツアー初日の昼公演で、熊井ちゃんがランドセル背負ってる映像が流れたので、どっかのヲタクが早速ランドセル買ってきて夜公演で背負ってたなーとか、仙台と大阪でヲタクと飲んだなー、ってかライヴ前から飲みまくってたなあとか。ああ、この辺はでんぱ組で今やってることと同じですね。ヲタク成長しねーな!
そしてどうしたってライヴ中に何度も思いだしてしまうこの記事(http://nikkan-spa.jp/805012)。普通の人が青春を謳歌する時期に、彼女たちは全てをアイドルに捧げてきたんですよね。あ、あななしの次に歌ってたこのすごい曲(http://www.kasi-time.com/item-72172.html)全く知らなかったんですけど、まさにこれなんですよね。その集大成を見届けられて本当に良かった。彼女たちが11年間掛けて作ってきたものは、間違いなくアイドル史に残るものだと思います。本当にお疲れ様。幸せな人生を。
それじゃ最後に、皆さんに大好きなこの言葉を捧げます。


「青春は何度でもやり直せます」