やっぱ熱いぜグループE その2

イタリア×アメリカ。サッカーって面白いなあ、とつくづく思った試合だったね。この試合は最初から、アメリカお得意の超高性能システマチックサッカーが炸裂して、イタリアはずっと呼吸困難状態。ピルロの素晴らしいキックで先制するものの流れは変わらず、その呼吸困難が災いしたのかオウンゴール献上でますます苦しい状況に。
でもアメリカの圧倒的優位は最初の25分くらいだけだった。その流れを変えたのは、監督の選手交代でも、ポジション修正でも、アメリカの選手のファウルトラブルでもなく、劣勢のイタリアの選手の1発退場だったんだよね。
退場劇の後、トッティが下がってガットゥーゾが入った途端、予め立てていたプランに亀裂が生じたのはむしろ優位なはずのアメリカだった。恐らくイタリアがその場凌ぎ的に構成したシステムはアメリカの想定外だったんだろうね。途端にアメリカのパス回しとボールキープ時に淀みが生まれてしまった。もちろんそこをイタリアが逃すわけがなく、ペロッタ、ザンブロッタあたりが相手の嫌な部分を抉り始めると、流れはあっけなく五分五分に戻った。
やっぱその辺にサッカーにおける組織の限界って言うか、最後は個々の選手のスキルがモノを言うんだっていう基本を思い知らされたね。サカーってむずかすぃなーーーー
あとこの試合の審判は素晴らしかったと思う。2枚のレッドは出て当然のプレーだし、イエローも全て妥当。何だかんだと議論になるかもしれんけどね。
あーそれとブルース・アリーナはディズニーのキャラみたいだな。キャワワ