やっぱブラジルはないな

ブラジルの優勝はない。断言しよう。外れたらかわいいあの子に愛の告白をしてやるよ。
やっぱりここに来ても守備面での不安は改善されないまま。特に1回トップに当てて、CBを引き出した後に、縦関係になったCBの間に生まれる危険すぎるギャップ。あれなんで修正しないの?素人目に見ても明らかにおかしいだろ。
ここまで1失点だけど、相手は玉田だのクラスニッチだのビドゥカだのギャンだのって、言ってみれば2〜3流のアタッカーばっかだしな。(ていうか玉田にゴールを許すとかww)
今日も一人冷徹なストライカーがいれば前半のうちの同点になっていただろうし、後半の状況はもっと混沌としたはず。ていうかあの2点目はどう見てもオフサイドだろ。ガーナ可哀想だよな。2002のベルギーみたい。やっぱ「何か」が働いてるんですかねえ。
ていうか「王者」のくせにカウンター主体のチームになってるしね、今。でもそれをやるにはやっぱCBがあまりに脆弱すぎ。こりゃないわ。


んじゃこっからはガーナを絶賛していこうか。中盤の楽しさではこの大会屈指のチームだったね。今日の試合は90分、360度、常時アグレッシヴな男・エッシェンがいなかったのが惜しいけど、それでも間違いなく中盤を支配し続けたのはガーナだった。ボール保持者のパスコースを複数作る事を徹底し、中盤でのキープ→トップに当てて中盤が一気に前を向く、っていう基本中の基本をガッチリ実践してた。
ただ、やっぱ最後の1ピースであるストライカーの質がイマイチなのが本当に惜しい。それがあれば今日のブラジルを沈める事も十分可能だったんだけどなぁ。

ま、次のはアンリという化け物がブラジルのCBと戦うわけだ。うむ、どう見てもアンリの圧勝です。