髪を切ってきたよ

夏だね。暑いね。俺は元気だぜ。あまり近寄るな。
というわけでかの名文「俺はカマキリ」で今日はスタートなんだけど、暑い日にいつもこの文章思い出すんだよね。深呼吸をした時に喉に飛び込んでくる湿気たっぷりの分厚い熱気、ベタ付く肌、蚊に刺されたふくらはぎ、蝉の声、揺れるブランコ、やっぱり痒くて仕方ないふくらはぎ。そういう幼少時から経験してきた夏の記憶と、何故かこの文章がいつもリンクしてるんだよな。
教科書に載っていた内容なんて99%は忘れてしまうものだけど、「俺はカマキリ」と夏目漱石の「こころ」だけはずっと心の中にこびり付いてるね。だから教科書にこの文章を載せる事を決めた人。出版社の人か文部省の人か知らないけど、あなたは偉い。極めて優秀な審美眼を持っています。
さて、というわけで髪を切ってきたんですよ。妹が美容師やってて、家族割って事で半額で出来るので。いっつも店長に切って貰うんだけど、店長に「夏なんでいつもより短めで」ってリクエストしたら「んじゃマテラッツィみたいな感じに」だって。いやいや、俺は「売春婦の息子め!」なんて言いませんよ!「あれ?お前の鼻って良く見たら安っぽい明太子みたいだな」とか「ねえねえ、今のギャグだよねえ?だよねえ?でも誰も笑ってなかったよね?だよねえ?ねえ?ねえ??」とかは言いますけどね。
すいません、話が飛びました。んで、完成形。どうみてもマテラッツィじゃないです。まあ、無難な短めヘアーです。いつもよりカチーンと固まるワックス買わなきゃな、って思いました。

今日のBGM
pavement / cut your hair

↑こういうこと書くとなんか凄く音楽ブログっぽーい!!!ウヒャヒャ!