1km

実は昨日はちょっと大きな事件があったんです。詳しくは書けないけど、要は「東京で仕事をしている妹が、もう実家に帰ろうかどうか悩んでいる真最中」って状態に陥っていたんですよ。今実家から離れて東京に住んでいるのは俺と妹だけなので、当然のように中野に住む妹のところへ行って相談に乗ってあげなさい、という特命が実家から来た訳です。
んで、その連絡が来た午後9時30分、俺はどこにいたか。
はい、中野にいました。ええ、皆さん御察しの通りもちろん目的はあそこに帰る為なんだけどさwww
いやね、10時からの予約だったわけですよ。だからもう目の前に迫ってるんだ。でも妹が本気で凹みまくってるならキャンセルしてでも行きますよ、って思ったんで、え?いやいやマジだって。マジでそう思ったんだよ。嘘ばっかり言ってる俺だけど、これはマジです。だってさすがにアレでしょう?ねえ?
んなわけで、とりあえず妹に電話をしてみたんだけど出ないので、メールを送ってみたら、「今日は一人で考えたい」との事。うーむ、そうか。本当に大丈夫かよ?って疑問をちょい抱きつつも入店。
んで待合室にいる間、「こういう日はいつでも寝れる状態にして、酒でも飲んでヘラヘラと寝ちゃうに限るぜ。まーいつでも飯ぐらい奢ってやるから連絡しちくり」という内容のメールを送っったんです。そしたらその返信が「お兄ちゃんありがとう」だってよ。
うわー嘘だろ!あいつがそんな素直なレス返すなんて初めてだぞっ!!こりゃ本格的にへこんでるっぽいなー、と心配した矢先。
「18番でお待ちのお客さまー」
の声。18番。あ、はい、俺です。開くカーテン。お帰りなさいませご主人様。


ごめん。マジでごめん。こんな兄で本当にごめん。1キロほど離れたところでは妹がどっぷり落ち込んでいる時、兄はちょっと薄暗い部屋でアレをこーしてたよ。


今日は無理やりにでも飯奢らせてもらうからな。待っとけよ。