地球は女で回ってる

昨日今日と、本当に散々な日だったんだ。ここ数ヶ月で一番落ち込んだ。ナビスコ予選敗退ってのもその原因の一つだけど、それはあくまで一つの要素に過ぎない。とにかく、落ちていたんだ。
そんな中、ヨタヨタと伏目がちに、多分他人から観たら「目が死んだ」状態で家路に着く俺の胸ポケットでぶるぶると震える携帯。そして携帯を開いた俺の目に飛び込んでくる「お疲れサマ」の文字の威力といったらどうだ。
そこで焦る気持ちを抑えつつ、とっておきのネタを仕込んで全力で笑わせに行った返信のメールに返ってきた「爆笑したよ」メールの威力といったらどうだ。
地球は女で回ってる。そう思わないか?
決めたよ。俺が今溺れてるこの目の前の恋が、成就するにせよ、ダメになるにせよ、何らかの結論が出た時点で、俺は次の歩みを進める。「何かのきっかけ」を何となく都合よく待ちぼうけしてるだけの俺に、彼女が突き刺してくれた特大の「きっかけ」だよ、これは。未曾有の重量と威力を湛えたとんでもない一撃だ。
だってそうだろ?やっぱり、どう考えても、地球は女で回ってるんだよ。