Jサテライトリーグ 川崎戦@等々力

川崎フロンターレ 1-1 アルビレックス新潟
いやー何だこのサッカー漬けの週末は!フットボールウィークエンダーだぜ。何かこう言うとかっこいい!まあそんなことはどうでもいいんですけどね。みつまJAPAN
と言うわけで言ってきましたサテライト@等々力。しかし等々力って遠いイメージあったけど、最近東横線沿いに所用で行く事が多いので、意外と身近なイメージが湧いてきた今日この頃ですよ。まー武蔵小杉までは50分もあれば余裕で行っちゃうからそんなに遠いわけではないんだろうけどね。しかし武蔵小杉って面白い所だよな。東横線の並びにあるから基本的にはオッサレー!な街で、閑静な住宅街が並んでる所だけど、JR線ではいかがわしい街と連結してるから、駅でもらったポケットティッシュはおもっくそピンサロの広告だし(エロかわイズム!だってよ。なんじゃそりゃw)、コンビニの雑誌コーナーは風俗誌の割合が目茶苦茶多いし。んでサッカーチームのホームタウンだし。ごっちゃごちゃ。でもこういう混沌とした街もいいよね。
話がズレた。んじゃ今日のスタメンから。GKは野澤。DFは左から秀哉、洋司、光、JSCの原。MFはボランチにマーカスと六車、サイドハーフは左松下・右にJSCの寺田、2トップは正悟と深井の4-4-2。
試合は川崎がいきなり猛攻を仕掛けてきて開始早々に先制ゴール。前半は概してそうだったんだけど、新潟のバイタルの守備が本当に甘くて、DFラインが不利な体勢のまま相手のアッタカーと対峙しなければならないシーンがあまりに多かった。基本的にはマーカスがアンカー、ムグがその前っていう関係だったんだけど、その構成が前半はかなり曖昧なまま進んでいった印象。特に飛騨と西山が物凄くいやらしいプレーを連発するので序盤、チャンスは川崎の方が多いという試合展開だったね。
ただ、ヒロシと光が落ち着いた対応で踏ん張ってそれ以上の失点は許さない。そうすると深井と松下が中心となって、新潟らしい縦への速さとワイドに展開するシーンを作り出せるようになると、それに伴い右サイドバックの原が積極的に攻めに参加する形が増え始める。そんな流れの中から奪った右サイドのFK、松下が蹴ったボールはファーで待ち構える光に渡りダイビングヘッドで同点。その辺りから流れはほぼイーブンとなり、深井がGKと1対1になるシーンを作り出したと思えば、飛騨がサイドをぶっこ抜いて都倉や西山が飛び込んだり、と一進一退の攻防のまま前半終了。
んで、バックスタンドで売ってるホットドッグがセルフトッピングだったので、貧乏根性発揮しまくって、チーズソースやらチリビーンズやらカレーソースやらを全てホットドッグにぶっ掛けた結果、ホットドッグなんだかグチャグチャのソースを紙に包んだモノなんだか、良く分からない状態になった物体を悪戦苦闘しながら口に運んでるうちに後半開始。
後半はどちらかと言うと新潟ペース。前半は沈黙してた寺田がちょこまかと運動量豊富に動き回り(その辺はアトムに似てたな。背格好も同じくらいだし)、前半に引き続き松下と深井が中心となってゲームを作る。前半は曖昧だったマーカスとムグの関係もかなり修正され、ムグのボールタッチが格段に増えていいリズムを作り出す。するとこれまた前半完全沈黙だった秀哉もオーバラップを何度か見せることが出来て、最終ラインを破って凄く惜しいシュートを放ったりと存在感を見せる。しかしその後両チーム共に決定打が打てず、1-1のまま試合終了。まあ試合内容を見れば妥当な結果だったと言えるだろうね。
んじゃ選手個人について一言。やっぱり野澤、光、ヒロシ、松下、深井と言ったトップ経験の豊富な選手は格が違うな。この5人はさすが、というか、いつも通りのいいプレー、って感じかな。深井はやっぱりべらぼうに上手いし、松下の状況判断とパスの精度はさすが。ヒロシの守備も殆どミスなしだったし、光は序盤こそ混乱したもののその後は落ち着いてDFラインを見てたしね。
あとボランチの二人。マーカスはなんと言うか、まだ役割を頭の中で消化できてない印象を受けたね。後半は良いプレーも見せてバイタルをきっちりケアしてたけど、全体を見ると動きがまだまだ散漫だったと思う。ただ、やっぱり高いし強さはあるし、戦術面を上手く咀嚼できるようになればもっと良くなるはず。
あとムグ。後半は飛び出してGKと1対1になるシーンを作ったり、攻撃の核として働くなど才能の片鱗は見せてくれた。ただ、新潟のセンターハーフとしてプレーする以上、守備をサボるシーンが散見するのはダメだろう。特に後半のラストは運動量が落ちたこともあってそれが目に付いたんだけど、トップで活躍するにはその辺の改善が必須だろうね。がんばれ!
続いて正悟。噂通りのテクニカルなプレーや、相手のプレスから離れた所でボールをうまーく受けた時は可能性を感じさせるプレーを見せてくれた。ただ、フィジカルで勝負しなければならないシーンで殆ど効果的なプレーが出来ていなかったのは今後の課題だろうね。間違いなくサッカーセンスはあるんだから、ボディバランスとか含めたフィジカル強化の意識を強く持って行って欲しい。
あと秀哉。後半は何度も攻撃に絡んで、相手の相手の最終ラインを破って惜しいシュートも放ったし、部分部分では良いプレーを見せてくれた。だけど、やっぱり攻め上がったのならクロスを上げるなり、最終的に何らかの仕事をして帰ってきて欲しい。サイドバックが攻め上がったのなら、責任を持ってそのプレーを完結させないと。サイドバックが半端な位置でボールをロストすると言う危険をもっと考えてプレーして欲しいな。坂本にしろ、内田にしろ、松尾にしろ、淳さんが好んで起用するサイドバックはみんなその辺の意識がはっきりしてる。そういう良いお手本がいるんだから、ガンガン吸収しまくってくれい!がんばれ〜。
あとJSCの二人は初めて見たけど、なかなか良かったんじゃないでしょうか。運動量豊富でアグレッシヴで。あと松下と交代で入った薄井は・・・・ごめん、あんまり印象がない。
とまあ、こんな感じかな。全体的にはそれぞれの選手の特徴が出てたし、中々良い試合だったんじゃないかな。これからも絶好調なトップチームの雰囲気を汲んで、がんばって欲しいね。
あとどうでも良いんだけど、帰り道に見かけた森のレプユニを来て弟をバカスカ殴りまくる兄ちゃん(推定10歳)に男気を感じたね。森のスピリットはしっかり受け継がれているようです。デンジャラスタウン!川崎!!