悪夢とペイヴメント

今日の朝、悪夢を見て飛び起きたんですよ。その内容って言うのが、山奥のちょっとした観光地(戸隠みたいな所かな)が舞台なんだけど、俺が一人で電車で旅してるんだ。そしたら携帯がブルブル震えてメールが来るんだけどそれが、まあ俺の大好きなおねーさんからなんですよ。んでテンション上がってメール見たら「こんちわー!こんな夏に一人なんて拙者は寂しいでございんす」とか何かおかしな文体なんだけど、要は「せっかくの夏なのに、わたしは一人身で寂しいなぁ。。。誰かいないかなぁ。。。」って内容なんだよ。
そりゃもう「じゃあ俺で良いじゃない!!」って即レスしたんだよ。そりゃするだろ?そしたらまた携帯がブルブル震えたんで返ってきたメールを開いたら、いきなり携帯のディスプレイからヌワ〜〜〜って貞子の如くおっさんが飛び出してきてさ、「ふひゃっひゃっひゃ〜〜!!俺だよ俺!バーカ!!」って俺を罵倒しまくるんだ。
そこで飛び起きたよ。早朝4時半。もう汗びっしょり。なんちゅー夢だ・・・・・ってがっちょりへこみながら二度寝したんです。
そしたらまた夢を観たんだけど、それが病院の待合室なんだ。そこは小児科なんだけど、世界中の奇病にかかった子供達が集まる病院なんだよ。最初の患者はアメリカから来た女の子。その子の病気っていうのが右手からぴゅーぴゅー緑色の液体がずっとひたすら噴出すっていう内容でさ。もうそれだけで十分エグイのに、次の患者が凄かったんだ。
それはタイから来た少年なんだけど、ビニール袋に包まれて病室に連れ込まれて来たんだよ。その子は頭をヤバイ蚊に刺されたらしくて、もう目が充血しまくって頭が膿だらけでボッコボコになってんの。んで奇声を発しながら暴れまわってんのよ。
もーこれ観てまた飛び起きたさ。6時50分。さっきの2倍くらいの汗かいて。俺病んでんのかなぁ・・・・とか本気で心配になってきたっつーの。



んで最悪な気分のまま寝ぼけ眼で電車に乗ったんだけど、西荻窪のホームにペイヴメントの目玉焼きのTシャツ着たおにいちゃんがいたのよ。夏はバンドTシャツ着てる人多いけどペイヴメントは珍しいなあ、なんて思いながら観てたんだ。そしたらそのお兄ちゃんの前を通り過ぎたおじいちゃんが、電車に駆け込む寸前で扇子を落としたんだよ。
それを観てそのペイヴメントTのお兄ちゃん、ドアが閉まる寸前で電車に駆け込んでそのおじいちゃんにその扇子を渡したんだ。んで、「あぁ〜すいませんねえ〜」と満面の笑みで感謝するおじいちゃんと、ぎこちなく照れるお兄ちゃん。ああ!なんていい光景!!しかもさ、そのお兄ちゃんどう考えても西荻窪総武線じゃなくて東西線に乗るつもりだったはずなんだ。扇子を落とすまでは全く電車に乗る素振り見せてなかったしな。実際、そのお兄ちゃん中野で降りていったし。
やっぱペイヴメント好きに悪い人なんていないんだよ。ていうかペイヴメントが世界を平和にさせてるんだな。間違いない。だから久々にipodでシェイディレインとか聴いちゃったよ。


僕はくたくただ
君が震えて泣いている姿はなんて美しいんだ
動かないで
君の人生の続編の映画版に、君はエキストラで出る事になったんだから
日陰の小道
みんな日陰の小道を欲しがってる
みんな日陰の小道を必要としてる



いい歌詞だねえ。日陰の小道、ちょっと探しに行こうかな。ねえ?