【プレビュー】第27節 浦和戦@埼スタ

永田の怪我は8週間、マルシオ出場停止、エジもシルも出場微妙、アトムとうっちーはまだ戻ってこれない。という訳でシーズンで最も苦しいと思われた前節の鹿島戦を凌ぐ勢いで野戦病院っぷりを発揮しまくってる状態で、最大の山場=アウェー浦和戦に挑む事に相成りました。うん、やばいwwwwどう考えてもやばいwwwwwと言うわけで先週に引き続きアヒャヒャヒャモードに突入してる俺ですよ。でも、ここでこそ今週もかの偉人の言葉を思い出すとき。「オラワクワクしてきたぞ!!」ってな。
さて、浦和レッズだ。レッズだよ。浦和のここ最近の試合日程を見てみると、9/15 (土)広島戦@ビッグアーチ、9/19 (水)全北現代戦@埼スタ、9/22 (土)マリノス戦@日産スタ、9/26 (水)全北現代戦@全州、とまぁ猛烈な過密日程。ついでに代表選手の鈴木啓太闘莉王、坪井、田中達也はその前のオーストリア〜スイス遠征に参加してるので更にキツイ事になってる。正直言って、これは新潟にとっては非常にありがたい事ではある。しかも韓国から帰ってきたばっかりってのは大きい。(それにしても全北現代酷かったな。何だあのラフプレーの嵐は。それにキレずにしっかりと勝ち点3奪って見せた浦和の選手も凄いけど。)でも、そこに過度の期待をかけるのはダメだろう。浦和はこんな過密日程を繰り返し戦ってきたチーム。そして何よりそんな中で勝ってきたチームなんだから。
で、浦和と戦うに当たって一番重要なのはなんと言ってもサイドの戦いだ。浦和の最大の強みはなんと言ってもセンターラインのべらぼうな屈強さにある。これは最後まで浦和を苦しめ続けた先週のマリノスの戦い方が大いに参考になると思うのだけど、マリノスは正面突破では結局最後まで鈴木啓太闘莉王を中心とする浦和のセンターを攻略する事が出来なかった。ただし、得点こそあげられなかったものの、サイドハーフサイドバックの関係で(特に小宮山のプレーは出色!)センターバックウイングバックの間のスペースという、3-5-2を敷くチームと戦う時のセオリー中のセオリーと言える、一番美味しいスペースを突くことで、そこからのクロスで決定的なシーンを何度も作り出していた。
新潟も狙いたいのはまさにここ。で、今年のウチのやり方を考えた時に、サイドからクロスを放り込むと言う仕事はサイドバックにその責任が重く圧し掛かるわけだけど、そこでこの試合の先発が予想されるサイドバックは光とヒロシという、今年先発リーグ戦2試合目と1試合目のコンビなわけだwwwうんwwwワクワクしてきたぞwwwww
でも、先週も言及したけど結局こういう苦境を打開できるのは戦術云々の前に、「人」なんだよな。だからこそ、このサイドバックコンビには大いに期待したい。今年をベンチで燻り続けるシーズンとして終えるのなんて悔しすぎるだろ?ちょっとでも脆弱な部分を見せたら浦和にサイドを制圧される事になる。ましてや舞台は真っ赤な埼スタだ。脆弱な穴を見つけたらいやらしーくブーイングだのなんだのってやってくるだろう。だからそれを肝に銘じてプレーして欲しい。大丈夫、少なくとも俺は隅っこのオレンジの塊の中からギャーギャー叫んで後押しするから。あと、ここでの活躍は残り少ないシーズン、ひいては来シーズンに繋がっているって事を忘れずにね。
あと、そのサイドの戦いで忘れてはいけないのはチーム全体の攻守の切り替えのスピード。あれだけ前半で脅威を与え続けていた先週のマリノスが、後半に入ってからその勢いを減少させてしまったのは、浦和の攻守の切り替えに遅れを取ったからだと思う。とにかく浦和の3バック+鈴木啓太のブロックは屈強。彼らが定位置に着いた時にそこを破るのは困難を極める。だから、できるだけそのブロックを構築させる前に奇襲をしかける事が求められる。(そういや先週の貴章のゴラッソだってその発想から生まれたんだからね)だから、とにかく集中力を高めて攻守の切り替えのタイミングをしっかり把握し続ける事。もちろん体力的に満身創痍な両者、90分間ずっとその意識を持ち続けるのは相当しんどいだろう。でも、先にその集中を切らした方が負けだ。
それに浦和の前線の脅威=ポンテ、ワシントン、永井、田中達也、小野といった選手達がその威力を最も発揮するのはその攻守の切り替えのタイミング。守備でも、攻撃でも、ここがやっぱり最重要になるだろう。先週の鹿島戦の様な切り替えの遅さをここで見せてしまうのは絶対に許されない。そこだけは徹底して欲しい。
それともう一つだけ90分間を通して徹底して欲しいのはセットプレーに対する集中力。浦和はとにかくセットプレーがべらぼうに上手い。バスケかそれ!みたいなスクリーンを使ったりと、とにかくマークをどうやって離すかって事をあの手この手でやってくる。だからその手に乗ってマークを簡単に離す事のないように。




さて、皆さん。ACL出たくない?ACLで東南アジア遠征とかしてみたくない?韓国でラフプレーの応酬を受けながら勝ち点3を奪うチームに(*´Д`)ハァハァしたくない?浦和が今年のACLとリーグ戦で頑張っちゃうと今年リーグで3位のチームにACL出場のチャンスが巡ってくるらしいですよ。で、今3位とは勝ち点差7。残り8試合。なにを諦める事がある?奢り?慢心?絵に描いた餅?去年のシーズン開始前に川崎がACLに出るぞ!なんて言ってたら確実に「なに調子こいてんの?」だったはず。でも出ちゃってる訳だよ、実際。俺は病的なオプティミスト。これは認める。でもかの偉人が言ってたじゃん。「あきめたらそこで試合終了だよ」って。ていうかなんだこの全盛期のジャンプ色ww
真面目な話、残り8試合で3位との勝ち点差7って現実的に狙える数字だ。確かに現状はかなり厳しい。怪我人の続出と共にチームの勢いが低下してるのは間違いない。でもサッカーチームなんてなにがきっかけで上向くかなんて分からない。そのきっかけがこの浦和戦って事だって大いにありうる。わたしだけかね?まだ3位になれると思ってるのは。
つーわけでアウェー浦和戦。今年最も台所事情が厳しい中で今年の最大のハイライト。ここで浦和ぶっ叩いたら格好良過ぎるぞ。そしてこの試合で得られる勝ち点はただの勝ち点じゃなく、今後の大きなきっかけになりうる大きな勝ち点だ。んじゃ浦和倒して勝ち点持ち帰るぞおらあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!