柏木陽介19歳 柚木ティナ20歳

やっぱ角沢は凄かった。彼の進化は止まらないよ。
角沢といえばクリシェの過剰な連呼で有名だけど、「さあここは守りたいニッポン」とか「絶対に負けられない戦い」といったおなじみのフレーズに新たなクリシェ追加ですよ。さすが角澤照治。新作を用意してた。「柏木陽介19歳」。
最近の「1秒に300コマのスーパースローモーション」ってのも中々ツボだったけど、これもいいね。
しかし名前の後に年齢くっつけて価値を付加しようとするって、それどこの心交社のインモラルなDVDだよ。最近話題の。もしくはAV業界の伝統だよな。



・・・・・・・とまあこんな下らないエントリー書いてるのも、まー日本がこのまんま逃げ切るだろう、最悪でも引き分けるだろう、なんて思ってたからなんだけど、負けちゃったじゃねえか!!!おいおいおいおいこれはさすがにヤバイだろこれ!!
このチームの悪癖であるリズムが悪くなった時の修正力の低さは本当に深刻だね。流れが悪い時に極端にラインが間延びして、中盤がスッカスカになってフィルターが掛からないまま相手の攻撃にDFが曝されるって言う、サッカーで避けなくちゃいけない事の基本中の基本がまるで出来てないんだよな。なんのための4-2-3-1なのかもさっぱり分からんよなこれじゃ。
4-2-3-1の特性を生かすためのサイド攻撃の意識自体は見えるんだけど、結局中盤でちゃんと守備が出来ないから有効打が打てないままグダグダになっちゃうんだよな。このチームの発足時からずっとそう。そんな流れで、試合の終盤で攻撃に移ったときに前線が孤立してあっけなくボールロストして、自らのリズムを崩すっていうシーンが余りに多すぎる。
それと柏木とか良く走ってプレスかける選手はいるんだけど、そのプレスが連動を見せないし、結局すべて個人で収束してしまうんだよな。

で、こういうのどっかで見たことあるなあと思ったんだけど、これってJ2時代の新潟の第4クールだわ(毎年陥ったあのしんどい状態だなw)。いや、笑い事じゃないんだけど反町はまたこの時期に苦しい状況に陥っちゃったのか。そういう運命にあるんだろうか。
正直言って、これは反町監督の首を飛ばすには十分な結果だと思う。ただでさえ協会のお偉いさんから眉をひそめられていた状態でこの体たらくだからね。そこは分からないけど、首の皮一枚で繋がったとしたら、相当の改革を行わないとこのチームがこの苦境から抜け出すのは難しいだろう。
でもあの苦しくて死にそうな(そして相当数の毛髪を奪い去った)第4クールを3回も経験した男なんだ。乗り越える術を知らないわけじゃないだろう?あの経験をここで活かすしかないでしょ?仮に解任を乗り越えたら、監督という椅子が用意されている内は最後まで抗って欲しい。あの苦しい経験の蓄積を昇華させるには、そこは最高の舞台なんだから。