【プレビュー】08年第11節 清水戦@スワン

まず訂正。俺は前から「GW地獄の4連戦」って言ってきたけど、あれ「5連戦」だなwwこの試合終わったらまた中三日だもんな。とにもかくにもこの試合もまたまたキツイ試合だ。大分から帰ってきて中2日ってこの日程ふざけてんのかとは思うが、とにもかくにもここを勝利する事こそ、この試合で求められる唯一最大の目標だ。絶対に勝つぞおら!!
今年の清水は非常に微妙なスタートを切ってしまった印象だ。なかなか勝ち点を積み上げることができず、何でもサポがバスを囲んだとか何とかって話も聞いてるしね。
ではその原因は何なのか、って事を考えると「チョジェジンの抜けた穴」も「マルコス・アウレリオパウロも大外れ」も「兵働が不在」もそうなんだろうけど、一番の原因は「中盤の構成の不備」だと思う。去年の終盤でグイグイ上昇気流に乗ってた清水の中盤とはまるで別のように感じる。これについては正直なぜなのかはよくわからない。ホンタクが入ったから、とかそんな単純な理由じゃないと思うんだけど、これはあの勤続疲労と言うヤツなんだろうか。パスはばしばしよく繋がると思うし、フェルナンジーニョの前線への飛び出しと言う武器も健在だし、藤本のキックも相変わらず脅威なのだけど、やっぱり迫力不足を感じてしまう。
そのヒントとなるかもしれないのが、清水のセカンドボール奪取について。今年の清水は、彼らの最大の武器と言っていい両サイドバックからのクロスの後や、DFが相手の攻撃を跳ね返した後、セカンドボールが取れずにリズムを崩すというパターンが多いのだ。特に清水のディフェンスの仕方は特徴的で、「ある程度ラインが引くのを許容するけど、最後はセンターバックが完璧に跳ね返す」と言うものなので、セカンドボールの行方ってのは重要になるにもかかわらず、だ。で、セカンドボールに関しては、ある程度それを取るための中盤の事前の構成ってのが必要になると思うんだけど、今年の清水はそれが曖昧になってる時間が多い気がする。もちろん、それがバンバン取れてる時間帯はすごくいいサッカーを展開してるんだけど。恐らく、今年の清水が上昇気流に乗れていない理由のひとつはここなんじゃないかと思うのだ。
となると、新潟が狙いたいのはもちろんここだ。この試合は中盤の戦い、特にセカンドボールの争奪戦になると思う。で、この試合では疲労が顕著な木暮に変わって、千葉ちゃんとテラのボランチコンビに、ベンチでは勲が控えると言う形になりそうだけど、木暮はまだまだ持ち合わせていない「老獪な経験値」を是非ともこの2人+1人には見せて欲しい。この前どっかで(ニューズ・ラインのプレビューだったかな?)テラが「セカンドボールはある程度の予測を立てて取りに行くもの」だって言ってたけど、その「ある程度の予測」は経験値こそがモノを言う部分だしね。頼むぜー大ベテラン!それにフェルナンジーニョの飛び出しをケアするのもボランチの仕事だしね。いやーまじで頼むぜボランチ
それと清水対策って事を考えたときにやっぱり考えなくちゃいけないのはサイドバックの駆け上がりへの対処。この試合では右に市川、左は山西になりそう。で、新潟はこれまでずっと戦ってきた左松尾、右うっちーから、うっちーの出場停止を受けて左ヒロシ、右松尾になる。お互いイレギュラーな構成になる見通しだけど、その状態をどちらがより狡猾に突けるかが勝負の分かれ目のひとつになるだろうね。特にヒロシは市川と対峙するというミッションをこなす訳だから、大きな責任を感じながらプレーして欲しい。縦への速さだったら確実にヒロシに軍配なんだから、それを活かすプレーを是非見せてくれ。



と言うわけでこの試合は前節でこけてしまったチームを建て直し、掴みかけた「いい流れ」を再度手に入れるための試合だ。だから狙うは勝ち点3のみ。きつい日程(15日で5戦!アホか!)だけど、残り2試合はずっとホームで戦えるんだから、勝つしかねーだろ!!それじゃ清水倒していい流れ手に入れるぞおらああああああああああああああああああ!!!!!!!