コートジボワール×パラグアイ 矢野貴章とアルトゥール・ボカと、時々叙々苑 あとケンゴと大輔 ってタイトル長っ！

いやーさっきまでやってたキリンカップのコートジボアールとパラグアイの試合面白かった！パラグアイの伝統とも言える堅実な守備と冷静さと縦への速さという要素と、コートジボワールのテクニカルで豪壮なサイドアタックという武器が、それぞれ如何なく発揮されたいいゲームだった。単純な試合の面白さで言ったらチャンピオンズリーグの決勝より上だな。今日に限って言えばクリスティアーノ・ロナウドよりエブエだぜ。
コートジボワールといえば2006年ですっごい好印象を受けて以降、ずっと気になるチームではあったんだけど、その期待通りのいいチームが来日してくれたみたいだね。喜ばしい事だ。
あとサイドバックフェチである俺が2006年で、スイスのルドヴィク・マニャンに並んで大発見だったアルトゥール・ボカが、相変わらず豪快でよかった。今週末日本代表と戦うけど、左サイドバックのボカには是非注目していただきたい。もしかしたら右に流れた貴章とのマッチアップとかもあるかも？うわーそれ超楽しみ。

で話は全然変わるけどさ、今日叙々苑行ったんですよ、叙々苑。で、散々肉食ったんだけど、それ全部奢りなのな。俺一切身銭を切ってねーの。俺どこのお偉いさんだよ。てか俺セレブ？知ってた？俺セレブなんだぜ。俺に焼肉を奢りたがる人間がいるんだぜ。ビックリだろ？
なんかさ、そういうことをいちいち考えずに奢られるくらいにでかい人間になりたい。ホントそう思う。でも無理かなあ。

あ、そうそう忘れてた。ケンゴと大輔がU-19のサウジアラビア遠征のメンバーに選出されたそうで。二人ともまずはおめでとう。特にケンゴはすっげー久しぶりの召集だし尚更おめでとう。メンバーを見ると、チームの事情も割りと関係なくベストメンバーを召集した印象だし、多分木暮もケガしてなかったら選出されてただろうな。
で、この世代って香川も金崎ムー大陸も、河野も、鈴木淳じゃねえや鈴木惇も、大竹もいて何気に黄金世代なんだけど、サイドバック、センターバック、センターフォワードが薄いんだよな。そういう意味では今回の大輔とケンゴの選出は、今後代表に定着するための大チャンスなんだと思うんだよ。特にケンゴは優秀な2列目とサイドアタッカーがわんさかいるこの世代にあってずっと欠けてる「センターでボールを収めてくれるフォワード」になれる資質を持った選手として重宝される可能性は大いにあると思う。頑張れ。アトムや河原みたいにアルビサポをどきどきさせてくれい。
あと木暮のボランチの位置って、広島の岡本とか磐田の山本とかさっきの鈴木惇との争いになると思うんだけど、木暮みたいなパスとテクニックで曲面を打開していくのに特化したタイプって意外といないんだよな。札幌戦では飛躍的な守備の強さも見せてくれたし、何より今年手にしてる経験の量と質は、前述のライバルたちに結構差をつけてるはず。早く、ただし慎重に怪我を治して頑張ってくれい。あ、とりあえずルックスは圧勝だな。ルックスに関してはこの世代でも最強クラスだ。
それとサイドバックと高さのあるDFの不足を考えると、大野と彩翔にもかなりチャンスあると思う。特に彩翔はずっとベンチ入りしてるし、正直彼の本職である（で、いいんだよな？）2列目の層はかなり厚いのでここで代表目指すのはキツイだろうけど、サイドバックならかなりチャンスあると思う。とにかく頑張れ。
という訳で、ニュージーランド人のマイケル以外、今年の新人たちには大いにチャンスあると思う。今年の11月のアジアユース、そして来年のU-20ワールドカップに向けて、去年アトムと河原がくれたようなドキドキをもう一度。がんばれー。