【プレビュー】08年第17節 ちば戦@スワン

まず最初に、回ってきた回覧を。これが今回のゴール裏の結論です。

・試合前に千葉のフィールドプレイヤーがピッチに出てきたら、坂本集中砲火開始。
 ただし、新潟のフィールドプレイヤーが出てきたら、そちらへの声援を最優先でやりましょう

・千葉のスタメン発表で坂本の名前が呼ばれたら、そこから千葉スタメン発表終了まで、ブーイングでも罵声でも嘲笑でも何でもいい、自分の想いを思いっきりぶつけよう

・そして、その直後のうちのスタメン発表開始の瞬間からは、完全に切り替えて全面的に新潟応援モードでいきましょう

・試合中に坂本がボールを受けた時は各自、ブーイングをやりたい人は自由にやりましょう、おそらく誰も止めません
 ただコール・チャントなどの最中は、うちの選手への応援に集中しましょう

・まずは『新潟の選手への応援』を最優先で!
 坂本へのブーイング等は手が空いている時に行いましょう


千葉のスタメン発表時はとにかく思いっきりやって、
そこで上がったボルテージを直後のうちのスタメン発表で昇華させましょう
いつも以上の大きい声と強い気持ちで、
『新潟で闘う事を選択してくれた俺達の選手』を全力で応援しよう


まず最初に言っておくと、ジェフサポに一切の恨みはない。むしろ蘇我駅からフクアリに向かって歩いてると、かわいいギャルサポが多い気がするので大好きだ(男はどうでもいい)。それに彼女達が、犬耳という反則としか言いようのない魔法のアイテムつけたらもう大変だ。俺は犬耳が大好きなんだ。犬耳とバルーンスカートが大好きなんだ。色白で太めの脚とバルーンスカートと巨乳と犬耳が大好きなんだ。
あとフクアリも大好きだ。フクアリのグルメが大好きだ。スタジアムにナンを焼くスリランカカレー屋があるとか神としか言いようがないし、それになんと言っても喜作のソーセージ盛り!俺はある意味ドイツ人だからソーセージ大好きなんだけど、巷のソーセージ盛りってクソ高いじゃないか。でもあそこはあの価格であの盛りであのクオリティ。しかもちょっと大き目のタッパー持ってくとそれ相応の盛りにしてくれるとか素晴らしいにも程がある!


だが、しかし


今年の1月、移籍マーケットが終息を迎え、どのチームも戦力が固まって新シーズンに向かう時期に、いきなり翻意して契約を反故にするという、不義理で愚かとしか言いようがない決断を下したあの馬鹿と、厚顔無恥なオファーをしてきたあのクラブを許すことは出来ない。
今新潟の調子がいいとか、向こうの調子が最悪だとか、そんなことは一切関係ない。サッカー選手として、社会に生きる一人の男として、その影響を軽んじて逃げていくというあの決断に対して、こっちははっきりと態度で示す必要がある。
そしてその不義理に対するこちらの回答は、イコールこの試合のスコア以外にはない。もちろん、ブーイングするとか、罵倒するとか、もしかしたら拍手するとか、嘲笑するとか、色んな表現はあるだろうけど、やっぱり最大の回答はこの試合の結果だ。
だから、俺たちはピッチで戦う愛すべき選手たちに託すしかないのだ。奴らへのこちらからの回答は、彼ら以外には表現できないのだ。


だからこそ、是非とも冒頭の回覧を熟読して欲しい。もちろん、あの馬鹿には全力でブーイングと罵倒を喰らわせる。でも、それは全身全霊で新潟の選手の後押しをして試合に勝たせると言う事が根底にあるって事だ。
これはサポリンでも書いたのだけど、まずはサポがこの試合をただの34分の1じゃないって事を高らかに宣言すべきだ。あの馬鹿に対するこっちへの思いをぶつけるべきなんだ。つまりこっちがこの一戦にただならぬモチベーションで望んでるって事を全力でアピールして、ちょっと異常なくらいの雰囲気作ってこの試合をビッグゲームに仕立て上げちゃえばいい。
で、新潟の選手がそれを意に感じないわけないと思うんだ。だからこっちの明確な意思表示は、それつまり新潟の選手たちの背中を押す事になるんじゃないかと思うのだ。


で、ここからはごくごく個人的な話として聞いて欲しいんだけど、憎悪って勝利のエッセンスの一つだと思うんだよね。例えばクロアチアが近年ドイツに異常なまでに勝率がいいのって、間違いなくその裏には過去の歴史という「憎悪」が存在してるからであるように。
で、その「憎悪」って要素はこれまでのスワンにはほとんど存在してなかったものだ。今までのスワンに渦巻いてたのは、恐ろしくポジティヴな自チームへの底なしの愛情だったと思う。いや、「愛情だけ」だったと言った方がいいか。
もちろん俺はそれって心の底から素晴らしい事だと思うし、これからも絶対に変えてはならない根底の部分。例えば先日の川崎戦の我那覇のPKを止めさせたのも、名古屋戦の貴章のシュートをゴールにまで届かせたのも、間違いなくその「底なしの愛情」だったと思うし。
ただ、この試合に関しては史上初めて「憎悪」という要素がスワンの中に付加される試合なんだ。これはある意味ではチャンスなのだ。サポーターが成長するためのね。つまり、その「憎悪」を愛すべきマイチームへの「愛情」へと昇華できるかどうかを、試される初めての試合なんだよ。
ただの憎悪のまま終わらせてしまうか、それとも見事選手の後押しとして昇華できるか。この試合は俺たちにとってもとてつもなく重要な戦いになる。間違いなく日進月歩で成長してるアルビレックス新潟と言うチームに、こっちが後れを取るわけには行かないよ。置いてかれちゃダメだよ。
だからこそ、この試合は絶対に、絶対に勝とう。何が何でも勝とう。奴らに1ポイントもくれてやるわけにはいかない。奴らに与えていいのは一切の妥協を許さぬ無慈悲だけだ。そして愛すべきアルビレックス新潟に渡すべきは唯一つ、勝ち点3を手に入れるためのサポートだ。


絶対に、絶対に勝つ!!!!!!



んじゃ真面目な事は散々書いたのでこっからはいつも通りに行きますよーっと。
まず今年の千葉だけど、なんと言ってもクゼ→ミラーへの監督交代だ。で、ミラー監督の就任が決まってから2試合は斉藤をアンカーに置いた4-1-4-1のびしっとしたライン作りと新居、レイナウド、工藤といった前への推進力を持った選手たちの個性を生かしたサッカーを展開して、上昇気流に乗りかけた。俺も「これはミラーマジックなのか?!」とも思ったけど、どうやらミラーマジックじゃなくて、ただのマジックミラーだったようだ。ヘルスの待合室とかにあるヤツ。
だからあれだな、さしずめ今のじぇふゆないてっどちばは、マジックミラー号って事だな。わかるな?そこのお前分かるな?マジックミラー号って何のことか分かるな?これピストン西沢のモノマネなんだぞ。それもわかるな?わからない?じゃあ俺がご丁寧にもリンク貼ってあげるよ。
以下リンクはアダルトコンテンツを含んでいます。18歳未満の方のご利用は固くお断りします。あなたは18歳以上ですか?
YESNO
どうだ、新しいだろ!普通NOをクリックしたらヤフーかグーグルに飛ばされるのに、何故か前田耕陽のオフィシャルに飛ばされるんだぞ!6ヶ月の耕陽かわいいなあ。

で、今年の千葉は失点が32とリーグで一番多いのだけど、ミラー監督もまずはここのテコ入れをしてきたようで、前述の通りセンターバックとしての起用がメインだった斉藤をアンカーに置く4-1-4-1もしくは4-4-2でしっかりとラインを作る形を構築してきた。で、これは最初の2試合こそ機能したものの、次第に粗さとズレが目立ってきており未だに整備が整っていないようだ。
今の千葉のディフェンスの問題は、リトリートとアタックの意思統一ができていないという事だろう。特に相手に速攻で走られた時に、どこで、誰が、どのタイミングで潰しに行くかと言う事が曖昧になることが多い。先日のヴェルディ戦(3-0で敗戦)なんかはその典型で、フッキがずわーっと走る。で、そこで中盤のラインで絡め取るのか、DFラインの誰かがアタックに行くのか、それともラインをリトリートして迎え撃つのか、と言った約束事が見られていなかった。札幌戦のダヴィの3点目もそこが原因だろう。
ならば新潟としては、ウチ本来の武器である「高い位置で奪ってからの速攻」をとにかく狙い続けるべきだろう。中断明け以降の試合で何度も見せている奪ってからのサイドの展開と、早めにトップに当てるという機動性。それを何度も繰り返せば必ず千葉の守備にどこかしら綻びが生まれてくるはずだ。
それとやはりサイドの攻防。ミラー監督は就任してから数試合を除いて新居をサイドで起用してるけど、サイドにアタッカーを配置して斜めに走らせると言う形を取ってくる。で、そこにサイドバックが絡むわけだが、あの馬鹿(以下便宜上「ヒゲとボイン」と呼ぶ)が前へのポジションを取る前にさっさと押し込んでしまいたい。千葉のサイドはサイドバックサイドハーフの関係性が未だに曖昧で、サイドバックの前にスペースが出来てしまう事も多いので、そこは右のマルシオ&うっちーと、松尾&テラの2段構えのコンビで制圧していくべきだろう。特に松尾には期待したい。神戸時代に冷酷なタックルを去年までチームメイトだった親友・慎吾をがっちょりかましたりって言う、いい意味でいえば「負けん気の強い」もうすこしえげつなく言うとダークサイドを持ってるww選手なので、そこには本当に期待したい。松尾、お前がヒゲとボインをぶっこ抜いたりしたら死ぬほど盛り上がるぞ、スワンはw
また、今の千葉が点を取るとしたら、サイドから斜めに展開していった時と、レイナウドや工藤や新居と言った前へと走れる選手が裏に飛び出していく時だと思うけど、そこはしっかりとマークに付いて封じ込んでいきたいところ。特にレイナウドは一発の速さがあるので、そこはしっかり見ておきたい。
で、その裏への飛び出しと言うタスクが遂行できないと、今の千葉は放り込みに終始すると言う悪癖があるけど、そうなったら今の新潟の守備陣にとってはこれ以上ない好都合だ。その展開に持ち込めれば勝利は大きく近づく事になるだろう。


それとミラー監督で凄く印象的なのは(この辺はイングランドサッカーの中で育ったってのもあるんだろうけど)アウェーで極端に慎重になるという点。特に味スタでのFC東京戦はその典型で、FC東京のDFラインがギャップを作って不安定になってる上に、キーマンの今野が退場になったのに、それでもアウェーでの戦い方、つまりリスクを掛けずにまずは守備を整備するという形を取っていた。
だって味スタだよ?しかも雨が降ってて前のほうの席がガラガラになってるまったり味スタで、アウェーであるという事を過剰に意識した戦法を選んできたんだよ?そしたらスワンだったらどうなるんだw
だから、これを考えるとますますこっちの応援が重要になってくるはずだ。ミラー監督にとって、Jリーグに来てから本当のアウェーって殆どないと言っていいと思う。だったらそのヨーロッパ的/イングランド的なメンタリティをくすぐりまくって消極的にならざるを得ないだけの雰囲気を作ってやろう。はっきり言って今の千葉が一番強いのは、レイナウドや新居をどんどん裏へと飛び出させる積極的なプレスからのショートカウンタースタイルを取った時だと思う。それに比べて、アウェー専用戦術で引いて守るような形になったら絶対にウチに有利になるはずだ。



しかしそれにしても、千葉は運が悪いな。札幌との最下位ダービーで完敗して今シーズンで最も深刻な常態だと言ってもいいのに、殆ど準備期間も取れずに、17チームで最も千葉に対して無慈悲な態度を取るであろうチーム&サポと対戦しなくちゃいけないんだから。ごめんな、この試合はアルビレックス新潟史上、トップクラスの無慈悲を発揮するべきゲームなんだ。ごめんな。



さあ、ようこそ魔境へ。そして、覚悟しろ。坂本將貴




という訳で4連勝をかけて、もっと上へと進むための挑戦権をかけて、そしてアルビレックス新潟としてのプライドをかけて、絶対に絶対に絶対に勝つ!!!!!この試合で手に入れるべきは勝ち点3のみ!それだけじゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!