our favorite summer wastingは岩渕真奈たんを全力で応援します

Seventh heaven for Japan(FIFA.com)
FIFA U-17女子ワールドカップ ニュージーランド2008 U-17日本女子代表メンバー
昨日の昼、ぼけーっとスカパーのEPG観てたらフジテレビ739で「[生]U-17女子ワールドカップ」の文字が。ほう、と思って何となく観てたんだけど、もう試合が始まってから数分で興奮しちゃってどうしようもなかった。
日本女子代表、素晴らしいサッカー!
試合開始こそフランスの個人技にDF陣が戸惑ったり、GKの凡ミスでチャンスを作られたものの(ってか試合を通してDFとGKは微妙だったがw)、その後は日本のパスサッカーと前線の才能たちがピッチをそれはもう煌びやかに駆け回りまくり!まあフランスのDFのラインコントロールの拙さと2列目からの飛び出しを全くケアできない組織もかなり問題があったけど、それを差し引いても日本が標榜しているであろうパスサッカーの志の高さと、その質は目を見張るものがあった。
で、これってトップのなでしこジャパンがこの前の北京五輪で標榜してたサッカーと、根本は同じなんだよね。それを今回のピッチに立ってる「全員女子高生」な選手たちは完璧に理解し、見事表現しきってた。凄すぎる。
てか、女子サッカーって一時期ドイツが世界最強だったじゃん。それってプリンツというフィジカルがバケモノの選手に代表されるように、まずフィジカルありきのサッカーが主流だったわけだよね。だけど、北京のなでしこと今回の女子高生達のサッカーを観てると、日本が世界のサッカーの潮流自体を変えてしまえる、日本が世界を主導する事だって可能なんじゃないかとホント思う。男子サッカーでは数年じゃ到底成し遂げられない事を、日本の女子サッカーはやってのけるかもしれない。この後数年で。この女子高生達が中心となって。
てか、日本女子サッカーは、もはや現実的な目標として世界一を目指す所まで来てるのかもしれない。いや、「しれない」じゃないな。もう「すべき」だと思う。
結局試合は前半で6-1。後半は1点を追加して7-1で勝利。凄かった。しかし冒頭で紹介したFIFAの「Seventh Heaven」の見出しはセンス良すぎだな。ウッハウハの最上天の意味と「7」を掛けてる訳か。


選手個人に目を向けてみると、サイドハーフ(右に井上由惟子、左に齊藤あかね)と2トップ(吉良知夏岩渕真奈)の前線4枚の個人スキルがまず凄い。斉藤はアップダウンを繰り返せるゴリゴリのアタッカーだし、井上はとんでもないテクニックの持ち主。単純なテクニックだったらこのチームでもトップクラスだろう。それと吉良は的確に点を獲るポジションに入れる典型的な9番だし、岩渕真奈たんは・・・これは後でとっておこうww
その4枚に加えてボランチの嶋田千秋と亀岡夏美(まあ二人とも守備は微妙だったけど)が絡んで、連動して、相手のラインを崩しにかかる動きは実に見事だった。
あとDFがまたいいフィードを蹴るんだよな。これが日本女子サッカーの一番の成長点かもしれない。特に右サイドバックの千葉・・・望愛か梢恵か忘れたけど(多分梢恵)がいいキック蹴るんだよな。それ一発で岩渕真奈たんが裏に抜けるのとか見事すぎ。


んで、満を持して日本のナンバー10、岩渕真奈たんだよ。この子は女子サッカーを象徴する選手になるね。プレー的にも、顔的にも。いや、顔的な意味で言ったら救世主と呼ぶに相応しいなこれは。俺は所謂スターシステムってのにはめっちゃ懐疑的だけど、この子の場合はちょっとそれを背負っていく運命である事を自覚して頑張って欲しいと思う。ていうか絶対にこの後数年で一気に知名度が上がって否が応でもそうなる。それを乗り切って欲しいし、彼女を取り巻く大人たちはホントそのへん上手くやる義務があると思う。
てか俺「マナドーナ」って呼称思いついて、おっしゃ!俺先駆け!とか思ったんだけど、検索したら先越されてたwwwクソwww


しかしこの女子高生達、早くトップに上がって上の世代と融合して欲しいと思う。特に代表レベルでは。澤穂希という不世出の天才が影響を及ぼしているうちに、是非ともその影響を全身に浴びて欲しい。
まずはこのU-17女子ワールドカップ、現実的な目標として優勝を狙いに行こう。それを女子サッカーの世界を変える一歩目にしていこう。


んじゃ最後は岩渕真奈たんの動画でキュンキュンしろお前ら