トクマルシューゴ@風呂ロック(吉祥寺・弁天湯)

http://furorock.com/index.html
いやー面白かった!素晴らしく良かった!トクマルくんのライヴを観るのはこれで3回目だったと思うんだけど、間違いなく今回が一番良かったね。アホみたいに長いMCもなかったしw
そして何より超近所ってのが素晴らしい。チャリで2分ってのが素晴らしい。だから、このライヴの事をブログ等々で書く人が何人かいるだろうけど、俺が一番最初なのは間違いないであろうw


そもそもこの風呂ロック、銭湯の休業日を利用して風呂の中でライヴを開催するっていうイベントなんだけど、参加するのは今回が初めてだったんだよね。だからどうやってステージ作るのかと思ったんだけど、男湯と女湯の壁をとっぱらって、湯船の上にステージを設営するという形。風呂として行った事があるだけに、不思議な感じ。
そしてステージのど真ん中には堂々と富士山が鎮座。


ライヴはトクマル君の弾き語りでスタート。ウクレレ、アコギ、エレキと使い分けながら1st、2nd、3rdと過去の作品から順を追って披露していく。しかし改めて思うんだけど、この人のメロディの素晴らしさって「日本人としての郷愁をくすぐられる」って所だと思うんだよね。だから彼が全て日本語詞で歌うのは至極正しいと思う。絶対この人はもっと多くの日本人に愛されるべき音楽家だよ。今日のライヴを見て心から思った。
あとディレイペダルのループサンプラー使いながら弾いてた、途中にエレクトリカルパレードのフレーズが出てくるインスト曲、あれなんて曲だっけ?あれは本当に素晴らしかった。


そして後半はいつものマジックバンドのメンバー-1で登場。うん、やっぱこのマジックバンド編成は最高だ。この人のライヴを観るたびに、毎回チケット高確率で売り切れる理由が良く分かるけど、今回ほど痛感したことはないね。トイ・ドラム、トイ・パーカッション、アコーディオン、ピアニカ、そして様々なおもちゃ楽器。色んな音が飛び交うけど、全てが必然の音。散漫になることなく、トクマルシューゴの音楽として収斂していく。いやあ、素晴らしい。本当に良いライヴだった。



彼は映画音楽だったり、無印良品の音楽だったり、そして今日から流れるVAIOのCM(!)だったり、少しづつ世間にその名を知られる音楽家になって来てるけど、もっともっとその活躍の場を広げていいはず。もっと知られていいはず。

という事で、動画でも貼っておきます。この人、本当にイイですよ。







で、ライヴ終了後にこんなのが配られてたw

銭湯の後はコーヒー牛乳、みたいな発想なんだろうか?wwてか、このライヴの協賛に明治乳業が入ってたのってこれかw



次はジムオルークのライヴでまた来ようかな。風呂とジム。いいね。