【プレビュー】09年第30節 神戸戦@ホムスタ

うっしゃー、残り5試合。とんでもない混戦だけど、勝ち点46グループからの逸脱と、勝ち点49〜52の4チームとの差を埋めていくには一戦必勝で行くしかないよね。さあ、絶対に勝ち点3獲るぜ。




で、ここで浦和戦のレビューから転載。

今の、というか今シーズン残り試合で新潟がやるべきサッカーはどんなものか?4-3-3の時のような、相手にとって理不尽なまでの破壊力を湛えたチームではない。ただしチーム全体でコンセプトを持って素晴らしく緻密で屈強な守備を構築出来るチームだ。そして何より、これまでずっとブラッシュアップしてきた「奪ってからの速攻」という武器をしっかりと持っているチームだ。それがハマれば、鹿島だって沈める事が出来るのだ。

つまり、今年は「相手の攻撃をしっかり理解してコンセプトを持って守り、そこから相手の急所を突く速攻を繰り出す」チームとして、残り試合を戦うべきなのだろう。となれば、とにかく先制点を取られないこと。0-0の状態をしっかりキープすること。それが求められるって事だ。

という事だよね。ここからの5試合はまずどういう守備をするか?って事から入るべきだろう。堅守速攻。これをブラッシュアップして残り5試合を突っ走るしかねーぜ。


んで、神戸相手にどういう守備をするか。これは一言で言ってしまえば「相手にバックラインでのボール回しを強制する守備」をするって事。神戸の最近の悪癖で目立つのは、中盤での展開が手詰まりになった時に、どかーんとロングボールを蹴ってしまって自らリズムを崩してしまうというパターン。だったらそこに追い込んでしまえばいいのだ。
ではどういう守備をするか?それは神戸の攻撃の起点の中でも最も顕著な、石櫃のオーバーラップ、ボッティ、そして2トップ。この3か所をとにかく潰すことだ。あとパクカンジョの所もそうだけど、鹿島戦のように4-4-2対4-4-2のゲームになるので、まずは対面する相手に自由を絶対与えないこと。そして前述の起点のところには、必ず数的優位を作って徹底的にぶっ潰す。
それともう一つ重要なのは、トップとマルシオあたりが神戸のDFラインにしっかりとプレスを掛ける事。しんどいだろうけど、これをしっかりと繰り返せば、必ず可能性の低いロングボールを蹴ってくるはずだ。そしたら千代と永田さんがキッチリ跳ね返して、そのセカンドボールを拾ってリズムを掴んでいきたい。
で、こうやってまず守備を構築する事は、相手が狙いたいカウンターに対する抑止力にもなるはず。やっぱりまずは守備だろう。クソゲームになるのは仕方ない。だって相手はトシヤだもの。トシヤとやる時は面白いサッカーはあきらめる。糞ゲームでも、勝ち点3を効率よく奪うサッカーをしたい。

で、そうやって守備を作ったら、狙うは相手のゾーンとゾーンへの速攻。浦和戦でもそうだけど、このチームは速攻時に中盤がそのスペースに走る事でリズムが出てくる。そのトライを繰り返していけば、必ず相手の組織は崩れるはずだ。しかもこの試合は神戸の守備の中心である北本が出場停止。これはめちゃくちゃでかいと思う。そこで勝利のための先制の得点を奪えれば、勝ち点3に大きく近付くだからね。それ獲ってやろうぜ。



という事で残り5試合。もう勝つしかない試合の連続だ。こっちが遅れてるわけにいかないよね。さあ、神戸倒して上へと食らいつくぞおっらああああああああああ!!!!!!!!!