南アフリカ×メキシコ、ウルグアイ×フランス

うらうら、今日からちゃんと書いてくぞ。
まず南ア×メキシコ。
前半はメキシコの個性ばかりが目立って(アグラール、ドスサントスのこの強さは凄い)、南アは両サイドのシャバララとモディセの個人技くらいしか突破口がない感じだったけど(南アはこの二人のチームと言っていいかもしれない)、後半になると南アのカウンターがズバズバ決まるように。前半からメキシコが3バック気味に守る時に、ぽっかり出来るスペースを突こうとする動きは見えたけど、後半は完全にそこに狙いを定めてきた感じだよね。この辺はパヘイラの手腕もあるんだろう。こういう武器を持ってるチームは戦えるよなあ。
対するメキシコは、前述のように守備で危険なスペースを作る事が散見されたけど、それは両サイドバックウイングバック並にガシガシ上げるチャレンジングな姿勢の裏返しでもあるわけで、そのサイドとドス・サントスやベラの絡みは凄く魅力的。メキシコとウルグアイの対戦とか面白そうだ。


続いてウルグアイ×フランス。
俺、今回はあえてのフランス推しで行く事にしてるんだけど、なんつーか惜しいチームだよなあ。ラッサナ・ディアラの不在はディアビの圧倒的な存在感でとりあえず埋められそうだし、フランスの本間勲ことトゥラランも非常によかった。てか、ディアビって本当にいい選手だよなー。アーセナルの試合は今年10試合も見てないけど、みた試合ではどれも、ディアビが圧倒的なプレー見せてたしな。
だけど、攻撃に関して全てが雑なんだよな。アタッキングサードのスペースをガッツリ埋められてるってのを差っ引いても、クロスへの入り方も、楔に対するフォローのタイミングも全部雑。整理されてない。まあ06年も最初はひどかったから、時間が解決してくれる可能性もゼロじゃないんだろうけど。

あとウルグアイはもうガッチガチの守備を敷いてくるんだけど、守備だけのチームにならないのは間違いなく2トップ=ルイス・スアレスフォルランがいるから。中盤まで下りてボールを受けるフォルランと、ずっとラインとの駆け引きを繰り返してるルイス・スアレスのコンビネーションで、常に相手にナイフをチラつかせる事が出来てるんだよね。ウルグアイも明確な戦える武器があるチームだと思う。