【プレビュー】10年第18節 山形戦@NDスタ

今年の日程を観た時、多分最大の山場と言えるのは夏場の2つの連戦。特に、どうしても色んな疲労やひずみが出てくるであろうこの山形戦をスタート地点とした、しかも清水と川崎という結果が順位に直結してくる相手を含んだこの3連戦だと思う。
だから勝つ。絶対に勝つ。ここまで11戦負けなしでもなんでもいい。この3連戦で勝ち点をできるだけ9に近づける。今やるべきはそれだけだ。


今年の山形は物凄く積極的な補強を行ったのだけど、なんとなく去年の鮮烈な前半戦と比べると地味な印象。でもまあ、ポイント自体はそんなに変わってないし、順位もまあまあ。うん、2年目はこの「まあまあ」で乗り切るのが一番だと思うwwウチを見てもww
で、その微妙な状況を打破すべくってのもあったと思うんだけど、小林監督は中断期間を生かしてこれまでの4-4-2から4-3-3へと変更。だけど山形のサッカーの基本のところは何も変わっていっていいだろうね。
つまりまず攻撃では、前線の選手にすっぽり納めて起点を作り、そこに入るのをきっかけに、サイドに素早く展開するSBを絡めたサイドアタックを繰り出す、っていう形が基本。4-3-3にしたのも、このサイドアタックを押し出す意図があったんだろう。それに今年絶好調の北村を高い位置で使うってのと、増田と秋葉を真ん中で使うため、ってのもあるんだろうけどね。あ、あと田代が真ん中でフィットしたってのもあるだろうし、長谷川をサイドに配置することもできるってのもあるだろう。もっとも、田代は怪我で復帰のめどが立たないらしいけど。
ともかくそれに対しては、センターバックがまずガッツリ早めのチェックに行くことが重要。相手が起点を作るためにクサビを打ち込んできたところで、そこを早めに潰して次の展開を許さない。去年も今年もそうだけど、山形からポイントをしっかり奪えているのはこの早いチェックが毎回しっかりはまっているからだろう。もちろん、それはセンターバックだけでは達成できない。ボランチがしっかりフィルターをかけて、そのパスの出所を限定することも重要になる。
どれだけ真ん中で相手の攻撃の威力を抑え込めるか。これがこの試合の結果に直結してくるだろう。


それと攻撃では去年のアウェイ、今年のホーム山形戦が大いに参考になると思う。その2試合で共通しているのは、ボールをガンガン動かしてサイドで起点を作りながら相手のゾーンをツンツンと突っついて一枚ずつ引き剥がし、その綻びに勝負をかけて攻め込んでいく、という形を続けてペースを握ったということ。
この試合でも目指すはそれ。今年のホーム山形戦では特に左サイドで、ゴートク、ヨンチョル、ミシェウが絡んで相手をグイグイグイと押し込んで、その結果ペースを握ったし、勲のミドルも炸裂したんだけど、この試合では今年の新潟の攻撃的なポゼッションの核となるミシェウが不在。そしてボールを持って相手に向かうだけでゾーンを壊せちゃう稀有な存在であるヨンチョルが微妙。ということで、その狙いたい左サイドのメンツを作り直ししなくちゃいけない、ってのはまさに正念場。クロさんどうしてくるかね。腕の見せ所だぜ。



と言うわけで勝ちましょう。もっと上に行きましょう。まだまだまだまだ止まれないぜ!!!!山形粉砕して上位のしっぽをガッツリ掴むぞおっらああああああああああ!!!!