「まぼろしの市街戦」

俺様採点:5
この全編を支配する猛烈な多幸感と、その甘い幸せに混じったビターな刺激。その二つの完璧なマリアージュ。本当に奇跡的なバランス。凄いね。噂には聞いていたけど、噂は本当、いやそれ以上だ。もっと早く観ておけば良かったなぁ。
反戦映画であり、上質なビタースウィートコメディであり、人にとってのあるべき場所や所在の価値に関する極めて優れた批評でもある。それを全て2分くらいのラストシーンで全て一つにまとめあげてしまう力量は凄まじい。

あとジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドが超ーーーーカワイイ!!