エクアドルの堅実さ

いやーAグループはドイツとポーランドで堅いと思っていたんだけど、エクアドルを甘く見すぎていたようだな。エクアドル、非常にいいチームだわ。強固なCBコンビを中心に(特にウルタドは圧巻)、組織された守備は揺ぎ無いね。アタックに行く、その結果発生する穴を的確にカバーする、っていう基本的な部分がぶれないところが強さの要因だろうね。
そのベースがあるから、ボールポゼッションで圧倒する必要も、虎視眈々とひたすらカウンターを狙う訳でもなく、シンプルで早い攻撃で、着実に得点を上げる事が出来るんだろう。もちろんデルガドカルロス・テノリオカビエデスという決定的な仕事を確実にこなせる選手がいるのも大きいんだけど。
しかし南米からこういう「堅実」をウリにするチームがパラグアイに続きまた出てきたってのは面白いよね。南米と言えばテクニカルな選手で構築する攻撃のイメージがどうしても付きまとうけど、何かそういう認識ってもう古いのかも。サッカーは日々変わっていくもんですね、やっぱ。