オーストラリア、その強さ

まあ、もうこの際イタリアのグダグダ感とか、終了間際のPKとか忘れて、今後アジアのライバルとして戦わなくてはならないオーストラリアについて考えてみようか。
まず、オーストラリアは強い。かなり強い。ヒディンクはこの大会を最後に監督の座を退くけど、それでも間違いなく欧州の中堅クラスの力はあると考えていいだろうね。それはつまりアジアじゃ反則クラスの実力だってことだ。
彼らの脅威は色々あるけど、日本にとって最大の脅威は間違いなくその体格だろうな。結局日本戦以外ではまともに使われなかった、192cmのケネディがメンバーに入っていたという事実。そしてそいつの高さにまんまとやられたと言う事実は監督が変わっても、自らの特徴を最大限に活かした成功例として、ずっとオーストラリアのサッカーの遺伝子の中に受け継がれて行くだろうね。つくづく、ヒディンクって嫌な奴だな。
恐らく、アジア勢の体たらくを考えるとアジア枠って4.5以上は増えないだろう。むしろ減るかもしれない。今のアジアでワールドカップに出れるクラスは、日本、サウジ、イラン、韓国、中国くらいだろう。それにオーストラリアが加わるわけだ。それで枠が4くらいになるかもしれない、と。
でもこのくらいになってくれないとダメだよね。だってどう考えてもバーレーンが本大会に出る一歩手前まで来ちゃう、ってのはおかしいよな。ワールドカップ本選で凄惨な姿を晒した日本に対して、まともにチャンスさえ作れなかったチームだぜ?
だからもうアジアは4枠でいいよ。今回みたいなぬるま湯予選じゃアジアは強くならん。そしてどうやら日本のベンチに座るのがイビチャ・オシムになるようだし、そのくらいのキツイ予選の方が間違いなく楽しめる。そして最後は勝てるに違いないからな。
名前がジで始まるハゲのせいで、個人的にこの4年間は代表への関心は冷ややかなものだったけど、この後の4年くらいはまた戻ってこようかな、なんて思ってます。だってベンチがオシム&反町だろ?やべー!