金玉踏んだら赤出ます

はー、やっぱワールドカップ超おもしれー!あと4試合しかないけど、終わらないでくれよ、ホント!しかしまあ、今日の2試合は本当に面白かった。心の底からエンジョイ・フットボール
それに怪我人の状況、サスペンションの具合、やってるサッカーのクオリティなどなど考慮した時に、残って欲しいほうがしっかり残ると言う最良の結果付き。なんかこういう楽しい試合に対してはごちゃごちゃと語るのは何となく無粋な感じだけど、ちょっと語ってみますかね。


んなわけでまずはポルトガル×イングランドについて。もーとにかく両チーム前線の1トップにボールが入らない。試合の殆どが中盤での壮絶な潰し合いの応酬だったね。そして両チームとも最大の特徴はその強力な中盤って事になれば、そのせめぎ合いのレベルも半端じゃなかった。
試合の流れを決定付けたのはルーニーの退場。リカルド・カルバーリョの金玉踏んでたもんな。金玉踏んだら赤玉、じゃなかった赤紙出ますよそりゃ。ていうかリカルド・カルバーリョ玉出てない?大丈夫?
まあそれは置いておいてその後、耐え忍ぶマゾ・イングランド、攻め立てるサド・ポルトガルの構図になってからがこの試合のハイライトだったね。クリスティアーノ・ロナウドはあの涙は何だったんだ、ってくらいに切れまくり、マニシェはずっとミドルのことしか考えないと言う凶悪っぷり。(ウーゴ・ヴィアナとシモンの凶悪度が足りなかったのが残念だけどね)
しかしチェルシーの時のイメージもあるんだけど、テリーってああやってPA内で猛攻に曝されるのが本当に画になる男だな。ザッヘル・マゾッホの生い立ちを映画にする時は是非主演に推したい。そしてハーグリーブスは助演でよろしく(今日は凄かった)。
そしてリカルド。俺久々にPK戦観て鳥肌立ったわ。だって4本とも全てコース読んでたもんなー。キャラガーのキック止めた時はホント全身がぶわーっ、ですよ。ロビンソン(笑)のショボさと比べるとまた際立ってたね。

さあ、ここにデコとコスティーニャが戻ってくるわけだ。大きな怪我人もなければ、サスペンションもないフルメンバー。パウレタがこのレベルまで来た時に物足りなさを感じるってのはあるけど、死ぬほど強かった98年のフランスだってトップはギバルシュ(笑)だったわけだし、中盤の勝利は試合の勝利、を体現してくれるはず。フランスもポルトガルも楽しい試合を期待してるよ。