【プレビュー】第19節 ガンバ戦@万博

俺@大阪!ってはずだったんだけどまだ奈良!いやーさすがに高速混みまくり!高速バスの中はみんな疲労困憊って感じになっております。一晩明けて化粧がボロボロになってる女の子とか見ると悲しくなるよね。
ま、とりあえず到着を待ちながらプレビューでも書いてみますよ。本当はプレビューぶらり大阪の旅特別編にでもしようかと思ってたんだけどなw「てんぐのどてやきは絶品だ。ビールで流し込む瞬間の多幸感は何物にも代え難い。まるで遠藤と二川のバス交換のようだ。だから勲と千葉はそこに注視しなければならない」みたいなさw無理だな!
と言うわけでガンバ戦です。この試合を一言で言うならば「天王山」だ。しかしこの言葉を使うのを許される日がこんなに早く来るとは思わなかったね。この1位と3位の対戦は、今年のリーグ戦の行方を占う意味で非常に重要な試合であり、天王山と呼ぶに相応しい一戦だろう。
とりあえず今年のガンバはJリーグの歴史において、数年後に「ガンバの黄金時代」として振り返られるに相応しいチームだと思う。しっかりした守備組織をベースに、そこからの攻撃の連動性の質、そして絶対的な個の力。
はっきり言ってこのガンバ相手にここをどうやれば勝機は掴める!みたいな事は書けないwwだって強すぎるんだもの!!代表選手が抜けまくったナビスコで浦和相手に5点ぶち込んじゃうし、前半戦で狙い目だった安田の守備は飛躍的に向上してるし(あ、結婚おめでとう。気が早いけど引き出物はこの試合の勝ち点3ていいよ!)、この前の対戦で欠場してたシジクレイも家長も今回はしっかりいるし。
だから、この試合で一番重要なのは昨日のハーフシーズンレビューでも書いたように(昨日のエントリー頑張って書いたんだからちゃんと読んでね!)、どれだけ試合を読む冷静さ、賢さを発揮できるかに尽きると思う。圧倒的な戦力の差を縮めるのはそれしかない。
これは何度も引用してるけど、前回の対戦でガンバに勝てたのは間違いなく、試合の勝負所を見逃さなかった所にある。大人になったアルビレックス新潟を、最も端的に表現したのがこの試合だったと思う。
今年のガンバ唯一最大の悪癖である「得点直後の失点」をまんまと奪い取り、スリートップに変えてきた相手に最初は戸惑うものの、勲をちょい下げて変則的なスリーバックを構成し、坂本を極端に前線に張らせて猛攻をしかける。その結果、盤石だったガンバの守備陣に明らかな混乱が生まれる。その五分足らずの間に何度も奪い取ったCKのチャンスをモノにしてゴールを奪う。
こういった試合を読む能力。これを恐らく多くの時間ガンバの猛攻に曝される今回の試合で発揮できるか。何度も言うけど、圧倒的な戦力差を埋めるのはチーム全体に浸透したインテリジェンスしかないからね。しかも今回は24戦連続で負けなしの万博での試合。条件としてはぶっちぎりの最難関。最高。何だか武者震いがしませんか?
それとちょっと具体的な話をすると、ガンバの攻撃に対峙する守備陣としてまず何よりも徹底しなくてはならないのは、2トップに簡単にボールを収めさせない事だろうね。余りに多彩すぎてガンバの攻撃陣をロジカルに分析するのは無理だけど、無理やり抽出してみると、やっぱり2トップにボールを当てる事が攻撃の最初のタスクになっている事が多いからね。特にガンバ2トップは縦に一気に抜け出すような動きが多い。そこでこぼれたボールをあっという間に中盤の選手達がフォローするという形が彼らの得意とする所だからね。まぁ、それだけじゃない遅攻も上手いし、単純にサイドから放り込んでくるのも上手いし、対策はいくつあっても足りないんだけどなwww
さっきも書いた通り、彼らは万博で24戦負けなし。この試合で勝って浦和の持つホーム25戦負けなし記録に並んで、次節の浦和戦で目の前で記録を更新してやろうと意気込んでいるはずだ。そして今ガンバ以外の全てのチームはガンバの独走を許すのを阻止したいと考えてるはずだ。
なので、この試合に新潟が勝つことになればそれはもう、恐ろしいほど、めちゃくちゃ「かっこいい」のである。自分のサポートするチームが「かっこいい」なんて賞賛されるチャンスなんてそう訪れるものじゃない。今日はその未曾有のチャンスである。
新潟は仮に負けたとしても最悪四位になるだけ。まだ四位だよ?ウチは失うものなんぞありゃしないのだ。それに比べてガンバはこの試合を落としたら浦和に抜かれて首位を明け渡す可能性が高い。浦和に抜かれた状態で次節の浦和戦を戦わなくてはならない。
そういう部分を含めて、新潟はこの最難関を、冷静に、賢く、そして熱く戦って欲しい。そして試合後に他サポの賞賛の嵐に飲み込まれようではないか!
ガンバ倒してひたすら上目指すぞごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!