【プレビュー】第23節 甲府戦@小瀬

昨日大好きな女の子と飲んだ後で飲み直しまくった挙げ句、せっかくの休日なのに午前中をベーシストの家でだらだら浪費した俺@甲府へ向かう電車内、でございます。かいじなんて乗るようなブルジョワじゃないから鈍行だよ鈍行!
つーわけでキックオフ2時間半前という、今までで一番遅いタイミングでのプレびゅんびゅん!
地獄の連戦の後半戦の第2ラウンドは小瀬での甲府戦。はっきり言ってしまうと、甲府とは今年4回目となる対戦になるので対策については今までと同じ!以上!で済ませても問題ないんだよなw
というのも、今の甲府もあの時の甲府も殆ど同じだから。よく言えば軸がブレない信念に満ちた戦い方をするチーム。悪く言えばそれしかできないチーム。つまり、ラインは高く保ち、センターフォワードを頂点としたショートパスの連発でリズムを作り、ウイング二枚が相手のサイドを突っつく事で生まれたスペースを上手く活かそうとするサッカー。
なので、ラインの裏を狙うパスが有効であり、前線からのプレッシングで中盤でのボール回しを窮屈にさせる事が必要で、サイドアタックにはサイドバックサイドハーフでしっかり対応する。それと甲府のDFはサイドに起点を作られて、そこからダイアゴナルな動きを入れられると極端に脆弱になるので、それを狙う……という事。
ただ、そんな甲府だけど、この試合における変化点がいくつかある。まずは茂原が長い長い出場停止から戻って2試合目だという点。はっきり言って復帰の磐田戦は体が重そうでまったく精細を欠いていたけど、そのコンディションをこの試合に向けて上げてくる可能性は十分ある。言うまでもなく彼は甲府で最も危険な選手。両サイドバックには細心の注意が必要になるだろう。
それと何と言ってもラドンチッチの存在。怪獣みたいな名前だけど、なんつーか盆地巨獣ラドンチッチ!みたいな趣だけど、彼は明らかに甲府のサッカーにアクセントをつけられる選手だろうね。今センターを務める須藤が真ん中で構えるクラシックなポストプレイヤーセンターフォワードだとすれば、小瀬超獣ラドンチッチはもっと動いて、前を向けるタイプの選手(バレーの怪獣版だと思えばいい)。なので、途中投入されたら永田と千代反田の両CBはそのタイプの違いにしっかりアジャストする事が必要だろうね。
あとはまっすうが先発になるはずなので、増島相手だといつも彼をあざ笑うかのようなゴールをクールに決めちゃうエジに期待。


という訳で、体力的に最もキツい時期なのは間違いない。幸い今日はかなり涼しいとは言え、湿度は選手を苦しめるはず。ただ、その中で今年一度も連敗していないという流れを崩さずにプレーできるか。そして何より、清水戦の後半で完全に影を潜めた新潟らしい前線からの連動性・躍動感を取り戻せるか。
まだまだ上位争いに食い込むために、もっともっと上にプレッシャーをかけるために、下から追い上げてくるヤツらを振り払うために、甲府倒して勝ち点持ち帰るぞおらぁぁぁあああ!!