タロットカード殺人事件

summerwasting2007-10-28

ウディ・アレン御大の新作、「タロットカード殺人事件」がようやく日本で公開って事で満を持して観てきましたよ。いやーしかしもう本っっっっ当に面白かった!!
今回も前作「マッチポイント」同様、舞台はいつものNYじゃなくてロンドンが舞台で、上流階級に一般人が係わり合って行くって言う設定で、スカーレット・ヨハンソン主演なんだけど、内容はまったくの別。「マッチポイント」が「インテリア」と双璧するようなシリアスなドラマの傑作だとしたら、今回はいつものウディアレン節全開って感じだね。だってもーウディ先生最後までボケ倒しなんだものwww
これは一応サスペンスなんだけど、サスペンスという舞台の上で前述の通りウディアレンらしいボケをひたすら繰り出しまくるって内容。そしてそれにバキバキ突っ込むスカーレット・ヨハンソンの素晴らしさといったら!かつてのダイアン・キートンミア・ファローに続く理想的なウディアレン作品のヒロイン像を見事に表現してる。やっぱウディアレンのヒロインはこういうキレ芸が出来ないとね。そういう意味では本当に最高だった。
それに、めがねスカーレット・ヨハンソンのかわいいことかわいいこと!マッチポイントの時もそうだったけど、基本的に俺スカーレットヨハンソンってそんなに好きな顔じゃないんだけど、ウディアレンは彼女を可愛く撮るツボをしっかり得てるのかもな。そしてあの水着。エロイにも程があるだろアレ(*´Д`)でもそれがその後の重要な伏線になってるあたりは本当にニクイね。
かつて元ロッキングオンの宇野維正氏が「ウディアレンの新作だけしか映画を観る事を禁じられても俺はそれでいいや」って言ってたけど、極論しちゃえば俺もそうだな。ほぼ1年に1本のペースで必ず新作届けてくれるし。ステキすぎる。




で、実は今「1年に100本映画観ようキャンペーン」やってんですよ。ていうかここ数ヶ月なんだけどね。でもそれちゃんと数えてないんで、今日からちゃんと記録していこうかと思います。で、1年で100本って事は3.65日に1本、つまり1週間に2本くらいのペースって事だから何とかいけるよね。んじゃ今日の「タロットカード殺人事件」を1本目としてカウントしていこうと思います。実はさっきジョー・ストラマーの自伝映画も1000円で観てきたんだよね。ついでのDVDでニコール・キッドマン主演の「奥さまは魔女」もwww俺は君たちが思ってる以上にニコールキッドマンが好きだよ。

  • タロットカード殺人事件ウディ・アレンBunkamuraル・シネマ 1/100
  • 「LONDON CALLING」ジュリアン・テンプル@バウスシアター 2/100
    • FUTURE IS UNWRITTEN。いい言葉だね。しょこたんの「自分が生きた記録を残すために生きてる」と並んで最近の俺に響く言葉だ。ちょっと長かったのとレイトショーだったので若干ウトウトしたのは内緒w
  • 奥さまは魔女」ノラ・エフロン@レンタル 3/100
    • ニコールキッドマンが超カワイイ。それだけの映画。旦那役最初から最後までうぜえww