私は25歳

ほいほい、映画狂いモード継続中ですよ。で、今日観たのは市川崑の「私は二歳」。やっぱりベテランの映画作家の描く「日本の普遍性」っていいよね。丁度小津安二郎の「お早う」と同じような淡々とした「日本人の生活」。本当に面白かった。これは是非是非お勧めですよ。
あと思ったのは「お早う」もそうなんだけど、カラー映画の黎明期の色彩ってそういう「日本の普遍性」を描くには凄く似合う気がする。白黒映画で描かれる同様のテーマの映画って、例えば「東京物語」とかあるけど、(個人的な話だけど)白黒だとやっぱり「白黒映画を観る」っていう心構えがどうしても生まれてきちゃうんだよな。まだまだ俺は甘いって事だろうけどな。

  • 「私は二歳」 市川崑 @レンタル 6/100
  • 「サマーナイト」 ウディ・アレン @レンタル 7/100
    • かるーい感じのセックスコメディ。可もなく不可もなくって感じかな。
  • 「Vフォーヴェンデッタ」 ジェームズ・マクティーグ @レンタル 8/100
    • なんだろうなー。国民を一人の革命化が煽動するっていうネタである以上、ガシガシ盛り上げてナンボだと思うんだけど、物凄い中途半端な気がする。結果、最後の花火が薄っぺらく映っちゃうんだよなあ。過去のいろんな事件とその復讐って言う題材も陳腐。つまんなかった