カレー、サディスティック、ハンバーグ、剥げたかさぶた、大量の出血

そりゃさ、「たまには一緒にお昼でも食べに行こうか」なんて初めて言われたら行くだろうよ。実は30分前にカレー食ってるのに「お腹空いたねー」くらいの嘘だってつくだろうよ。んで満腹なのにハンバーグ食うだろうよ。失恋の苦しみの原因そのものの君と二人でハンバーグ食うだろうよ。
もう、何なのさ!サディスト!鈍感!貧乳!俺好みのタレ目!悪魔!小悪魔!小悪魔だとなんかちょっと可愛いじゃねえか!でも実際可愛いんだから合ってるじゃねえか!バーカバーカ!大好きだっつーの!俺かあちゃんの奴隷じゃないけど君の奴隷ならなってもいいっつーの!せっかく癒えかけてた傷からまた大量の出血してるっつーの!それ止血する義務、君にあるの分かってる?
そもそもあの君の先制攻撃はさ、この鬩ぎ合いに幕引きする為の核弾頭じゃなかったの?俺あれ被弾して全面降伏したんだよ?貧乳よりもやっぱり巨乳だぜ、って巨乳揉みながら無理矢理結論付けたんだよ?半べそで。そりゃかれこれ1年半もくんずほぐれつで、俺の酸いも甘いも、っていうかなんだ、曽我部恵一の言葉を借りれば「僕の甘く溶け出す秘密を盗んでいく」術を熟知した人もいつも以上に優しいかったっての。え、何?文句は曽我部に言ってくれ!
あー本当にもうわかんねえ。もうあれだ、こうなったらこっちから幕引きするか。今の俺はノルマンディ上陸作戦に挑む兵士の気分だぜ。でもなあ。あぁぁぁぁ!!!14番目の月が一番好きィィ!!
あー畜生、血が全然止まらない。これ止められるのは俺か、君しかいないんだけどさ。