【プレビュー】08年第9節 ヴェルディ戦@スワン

いやー北海道旅行楽しかった!ホントにありがとう北海道。そして只今新潟に向かうバスの中でございます。GW前半はアルビに費やすよ。
しかしさ、「すすきのの風俗店で火災 男性一人死亡」ってニュースを受けて真っ先に心配されて4人にメール送られる俺どうよwwこれ「心配してくれる人が4人」ってのを誇るべきなのか、「風俗店」って言葉と言えば俺!ってパブリックイメージが定着してるのを悲しむべきべきなのかwそしてその中に妹がいるってのがまたwww思わず彼女の為にイクラをお土産で買ったっつーの。
いや、そりゃまあね、行ったよ。行ったけど俺があんな所で死ぬ訳ねーだろ!サマーウェスティング・ネバー・ダイだぜ。次の007のサブタイトルこれだぜ。全く。俺がソープなんかで死ぬわけねーだろうが。だって行ったのへr(ry




さあ、2連勝と言う流れの中GW4連戦の第二ラウンド、ヴェルディ戦だ。ここで3連勝となれば、シーズン序盤の体たらくをかなり清算できると考えていいだろう。チームがいい流れで進んでいるだけに、絶対に勝ちたい試合だ。
と、ここでちゃんとプレビューに入ればかっこいいのに、ちょっと回り道。今日って「サッポロビールサンクスデー」なんだよな?と言う事はキャンペーンガール江頭ひなた様は来るのか?俺この人、すっごい好きなんだよ。前任の「あゆみ」とか言う女酷かったもんなあ。営業で回ればそのホームチームが悉く敗戦すると言う厄病神っぷりを発揮したり(ちなみにスワンに来た時は、あの悪夢の0-6マリノス戦だ!!塩蒔け!塩!)、そもそもブッサイクでどうしようもなかったんだけど、今年は違うぜ。彼女はサッポロビールの中央線や山手線の車内モニター広告の中で「ひなたのなんちゃらクッキング」って感じで色んなレシピを紹介してくれてるんだけど、これがまーめっちゃかわいいんだ。すげー不機嫌で電車乗って、しかも混んでたりすると「おらおら、どけよ愚民ども!糞ほどの価値もないお前たちがせめて出来るのは、俺様に席を譲ることくらいだろうが!」とか心の中で考えてやさぐれたりするけど、その広告を見るたびに「席を譲らなくてはいけないおじいちゃんやおばあちゃんはいないかな。」などと聖人の心を取り戻すもの。とにかく来たら彼女には要チェックだぜ。えとー・ひなた!どどんどどんどん!


前フリが過剰に長くなったけど、こっからまじめにいきます。今年のヴェルディは「良いサッカーしてるけど、すっごい勝負弱い」という印象だ。一人のサッカー好きとして、今年ヴェルディがJ1を戦う為に準備してきた戦術、特に守備戦術はなかなか興味深い。今年のヴェルディはJ2時代の行き当たりばったりな守備をまず捨て去り、4-5-1というシステムをベースに前線からの連動したプレスを重視するサッカーに変えてきた。特に両サイドハーフと真ん中の選手のマークの受け渡し方や、プレスのタイミングなんかは素晴らしく整理されてると思う。恐らくこれは去年のJ1である意味トレンドになったプレッシングサッカーを、ヴェルディの首脳陣が研究した結果なんだろう。その辺の努力が垣間見えるのが、一人のサッカー好きとしては凄く好感の持てる所だったりする。
ただ、ここまでぱっとした成績が残せていないのは、とにかく病的なまでに勝負弱いからだと思う。試合の中で良い流れが来てる時にチャンスが生まれたのに、それを決めきれずに相手に試合の流れを献上したり、踏ん張りどころで我慢しきれずに失点してその後バタバタと失点を重ねたり。2-0で敗れた鹿島戦だって、決めるところ決めてれば勝利だってあり得たはずなのにね。多分この辺は3シーズンぶりのJ1の舞台であるという事実が、名門クラブとしての実績を上回ってしまっているんだろう。改めて、J2は恐ろしい所だと思う。
だから、今年のヴェルディにとって欠けているピースの一つって「点を決めてくれるエース」だったと思うんだけど、そこであの衝撃の展開になったと。そう、フッキが元サヤに収まったのだ。
確かにフッキは「点を穫る」という観点から見れば完璧な選手。ただし、今年のヴェルディがやってるサッカーを見れば、彼が入ることが必ずしも好転にだけ向かうとは限らない、ってのは誰もが想像できたと思うのだけど、蓋を開けてみたら笑っちゃうくらいその予想通りのど真ん中だった。
何と言ってもフッキは守備をするという発想が全くない選手だ。そんな選手が前線からのプレス命のチームの中で機能するはずもなく、明らかにヴェルディのサッカーは迷いを見せている。それが大量失点の一因なのは間違いないだろう。彼を出場停止で欠いて戦った前節の名古屋で、首位を走る相手を「名古屋向けに緻密に整備した守備戦術」で破ったのは象徴的な出来事だと思う。(だから変な話、フッキじゃなくてヨンセンが入ってたらヴェルディはかなり強くなってたはず)
ただ、フッキの個人としての能力はJ1の中でもトップクラスなのは間違いないし、なんせ数試合ベンチスタートだっただけで「こんなチームもうやめる!」とか言い出す選手なので下手に外せないだろうし…。でも「フッキなし」から逆算してせっかく整備してきた守備戦術で今年戦うしかないのに、彼がいたのでは…。と、きっと柱谷カントクはジレンマに苛まれている事だろう。

では新潟はどう戦うか。やっぱりフッキが最大のキーポイントになる。放っておいたら非常にヤバい選手なので、まずはここをしっかりチェックする事だ。またトップ下に入るであろうディエゴは基本的に「フッキしか見えてない」ので、フッキを潰すことでヴェルディの攻撃の核を分断できるしね。
あと攻撃ではとにかく、守備→攻撃の切り替えを早く。ヴェルディは決してその切り替えが早い方ではないからだ。それに今日は中盤にでーんと構える福西が出場停止。なので富澤とコンビを組むボランチが誰かまだ分からないけど、札幌戦で見せたようなアレ・マルシオダヴィバイタルエリアでの連携があれば、そのエリアでは明らかにウチに分があるはずだ。いよいよ脅威を増してきたブラジル人トリオの真価の見せどころだろう。


きっと連戦で選手たちはかなりの疲労を抱えてるはずだ。しかし今の良い流れを途切れさせる訳にはいかない。やはり、ここからが今年の反撃のタイミングなのだ。ヴェルディ叩いて更に上行くぞおらぁぁあああぁ!!!!!!!