EURO2008 GL スイス×チェコ 〜全力でフレイに鶴を折れ

スイス 0-1 チェコ
ああ、俺のスイスが・・・・そしてアレクサンダー・フレイがぁぁぁぁぁ(´;ω;`)
いや、だってさ、スイスはフレイがいなくなったら誰がゴール獲るんだマジで。今のアルビで言えばアレッサンドロが怪我で離脱しちゃうみたいなもんだぜ。やばすぎる・・・・
06年に素晴らしいサッカーをしてたスイス。そして満を持しての自国開催のユーロって事で、今回もめちゃくちゃスイス推しで観ていこうと思ってるんだけど、残念ながら初戦を落としてしまった。
前半は互いにガッチガチの展開で中々試合が動かない。スイスはベーラミが右サイドでアクセントになってそれに加えてリヒトシュタイナーが上手くオーバーラップしてチャンスを作り、4-3-3っぽい形でスタートのチェコは右のシオンコとグリゲラのユニットが主になってチャンスを作る。でも、ホント前半はそのくらいなもんで中々試合が動いていかない。今のチェコは往年の中盤の構成力はないみたいだね。ロシツキーネドベドといったエクストラな選手がいないのはやっぱキツイ。
でもそんな中でもスイスのチャンスってほぼ全てがフレイが絡んでたんだよな。やっぱりスイスの攻撃のほぼ全権は彼に委ねられてるんだもんね。しかしあのグリゲラ接触するという事故。あれは靭帯とかやっちゃう時の典型的なひねり方だよなあ。本人もそれを分かってたようで、泣きながらピッチを去る事に。・゚・(つД`)・゚・。
でもこの前の大久保嘉人のケースもあるし、次の試合には・・・って事もあるかもしれないしな。頑張ってくれー
で、後半はフレイの位置にハカン・ヤキンだったんだけど、彼は中盤から前線への潤滑油としてはまずまずなんだけど、その前にいるのがシュトレーラーって事もあってなかなか相手に重圧を与えられない。それにクロスが入るシーンも増えたんだけど、やっぱり中が弱い。ハカンヤキンがフリーでヘッドを右に外したシーン、フレイだったら・・・・ってやっぱり思ってしまう。
後半の流れは完全にスイスだったのだけど、やっぱりこういう状況を動かすのはセットプレーなんだよな。チェコのCKの崩れから前線への浮き球にギリギリで抜け出したスベルコシュが見事なアウトサイドキックでゴール。チェコにとっては願ってもない先制点。
ただ、後半はこのプレー以外はスイスの圧倒的なペース。バルネッタのシュートが弾かれた所にフォンランテンが詰めてシュートもクロスバーとか、最後の最後がどうしても破れず、試合終了。
でも、スイスは彼ら本来の守備の強さは間違いないと思う。06年のセンデロスミュラーというセンターバックコンビはばっちり健在だし、フォーゲルがいなくなったセンターハーフにはインレルという素晴らしい後釜もいる。06年はフォーゲルとコンビを組むのはビッキーという「可もなく不可もなくすっごく無難」な選手だったけど、インレルとコンビを組むジェルソン・フェルナンデスは攻撃的なパスを繰り出せる選手。このコンビだけみれば、06年よりもスイスらしいカウンターを発動するためのプレーが出来ると思う。
あとはマニャンが上がった時はやっぱりゴールの予感は生まれるし、リヒトシュタイナーも良かった。あとはバルネッタが復調する事と、そしてFWだよな。フレイが戻ってくれば完璧だけど、もしダメだとしたらどういう選択肢を選ぶのか。デルディヨクはその答えになるのか。
まあこっからだな。ポルトガルもトルコも、今のスイスの守備があれば必ず勝ち点3は狙えるはず。クーン監督の手腕に期待したい。

でさ、06年の時も思ったけどクーン監督ってやっぱかわいいよな。まず名前がいい。だって「クーン」だぜ?くぅ〜ん。で、顔もかわいい。で、チャンスを逸した時にぴょん、って跳ねるのがまたカワイイ。誰かキャラクターグッズ作れよ。サンリオとかやれよ。