【プレビュー】08年第14節 川崎戦@スワン

とりあえず最初にサポリンで回ってきたのでここでも告知しときます。

サポーター有志発案で今週に入ってバタバタと準備を進めてきましたが、三宝さん・クラブ側の協力を得て、試合前日ギリギリでコレオグラフィを行う段取りがつきました。場所はNスタンドです。選手入場時のみなさんのご協力お願いいたします。

併せて、開門前のスタジアム内で、各座席にボードを配置するお手伝いの方を募集します。紙は全部で2000枚以上ありますので最低100人はお手伝い頂きたいです。

以下、概略スケジュールです。
11時15分〜30分:Nゲート前集合&説明
11時30分:みんなでまとまって入場(ビブス着用)
13時00分:作業終了、ビブスを返して全員で退場

俺は11時30分頃は多分湯沢あたりを新潟市に向かって走ってる最中なので参加できないけど、参加する人は頑張ってコレオっちゃって下さい。


さて!!ついに中断期間も終わってリーグ再開!!そのタイミングでホーム川崎戦ってのがまたオツですな。で、この試合をプレビュるまえにいっちょ景気のいい話だおりゃあああ!!
日清食品株式会社 オフィシャルスポンサー決定のお知らせ
業界最大手きたあああああ!!!!日本の食品業界の雄きたあああああ!!!!!世界の食品事情に甚大なる影響を与えた偉大なる大企業様きたああああ!!!!
いやーこれはびっくりしたぞ。だって日清食品様ですよ。文句なしの超優良企業様ですよ。ウチの営業さん頑張ったなあ。スポンサー料とかは分からんけど、これだけの大企業がスポンサーに付いたという事が重要なのだ。こうなったらラ王のゾノさん&中田さんの再現しちゃえよ。「アトム、ラーメン食いたくね?」「行くか!貴章!」みたいなやつ。
あと株式会社ティノラス オフィシャルスーツパートナー決定のお知らせ
で、この写真だけどマルシオかっちょええええええ!!あとうっちーが黒髪にしたのはこれのモデルをするためとかじゃねーのかな。これでハーフタイムとかに浦和のHUGO BOSSみたいなかっこいいCM流れたりしたら色々出るね。汁が。フミヤにすっげーほっそいスーツとか着せてこっちをギッと見つめさせれば完璧じゃね?俺死ぬよそれ。



とまあ前置きが長くなったけど、川崎戦。まず川崎は「Fighting Away」でFA宣言。それに返す刀でウチは「Forver Albirex」でFA宣言。とまあFAだFAだと大騒ぎなので俺もそれに便乗して今回は「FA」をキーワードにでプレビューしちゃおうと思います。無理やりなのも一部含みそうな気がするけど、そこは温く見てくださいなw
まずこの試合で最も重要なFAは「Fast Approach & Fast Attack」。つまり守備における早め早めのアプローチと、そこからの速攻。とにかく川崎戦はこれに尽きる。監督が関塚監督から高畠監督に変わったけど、基本的な戦い方は全くと言っていいほど変わってないからね。
J1に上がってからスワンでの川崎戦での勝因は、いずれもセンターバックが相手のアタッカーへのチェックを神経を尖らせてとにかく早めに行ったことだったと思う。特に「センターバックがどこでアタッカーにファーストチェックに行くか」って事で、ラインの高さとディフェンスのその試合でのあり方が決まる淳さんのサッカーになってからはそれが顕著だ。06年は慶治と喜多、去年は千代と千葉ちゃんがとにかく前へ前へと早めのチェックを行った結果、快勝と呼べる試合内容になったわけだ。
で、なぜ川崎に対してその戦法が有効かって言うと、ジュニーニョが低い位置でボールを受けてリズムを作っていくタイプだからだと思う。彼が低い位置でボールを持って前を向こうとするところですぐさま潰す。このタスクをひたすら忠実にやり続ける事で川崎の攻撃を弱体化させたのが大きかった。憲剛も谷口もいるけど、結局川崎の攻撃の中心はジュニーニョだからね。
ただ、この試合ではジュニーニョがどうやら欠場の見通しとの事。これがどう作用するかって事がこの試合の一番の見所だと言えると思う。普通に考えれば最も恐ろしい選手がいないってのはウチにとってはラッキーだけど、逆にこれまでウチが川崎にとって来た対策があんまり意味のないものになってしまう可能性も無いわけじゃない。
ただ、トップはチョンテセは決まりで、もう一枚が黒津か我那覇か分からないけど、これまでの川崎の戦術同様、どっちかが比較的低い位置でボールを受けることから川崎の攻撃がスタートするのは間違いない訳だから、この「Fast Approach」は変わらず徹底的に遂行するべきだろう。なんせそこでボールがしっかり収まってしまったら、後ろから飛びこんで来るのは谷口や憲剛や山岸といった危険な選手たちなのだから。
そしてそこからの「Fast Attack」。はっきり言って今の川崎のDFは攻守の切り替えが早いとはお世辞にも言いがたい。それに守備の要の寺田が欠場濃厚だ。ここを突かない手はないだろう。
それと永田さんと千代には是非とも「Feed Aggressively」を徹底していただきたい。つまり今年の磐田戦や去年のホーム名古屋戦みたいに、トップへと左右に振り分けるロングボールをガンガン送るって事。今の川崎のDFは斜めに走らされるロングボールを不得手としてる印象があるからね。
それと攻撃に関連してくるFAが「Fear Avoided」そして「(Go or Move)Forward Aggressively」。つまりビビるな!恐怖心なんて忘れろ!そしてガンガン前へ出ろ!って事。・・・ってこのFAちょっと無理あるかwまあいいかw
特にこれはサイドでの主導権の握り合いにおいて最も重要な要素だと思う。川崎戦でのもう一つの大きなキーワードがこの「サイドでの戦い」になる。特にこっちのサイドバックと相手のウイングバックとの戦い。この試合では松尾が出場停止なので(そして怪我で次の試合も欠場かも?)、左サイドバックにはヒロシが入る。この試合で彼に求めるのはただ一つ。怖がるな、上がれ。それだけだ。
アルビレックス新潟というチーム(というか鈴木淳のチーム)の最大の特徴はサイドバックを同時に左右上げることを許容する、って点だと思う。普通は片方が上がったら片方が絞るってのが基本だけど、そのリスクをボランチがDFラインに入ることで解消するってのがウチのサッカーだ。だから、新潟のサイドバックはどうやってビルドアップに参加して、そしてどうやって相手のサイドを攻略するかって事を念頭に置かなくちゃいけないのだ。
ヒロシの守備力は間違いない。ただ、彼は攻撃に関しては自ら自重してしまっているように俺の目には映る。彼は元々左足のキックの精度は悪くないと思うのだ。彼が入れるアーリークロスがあさっての方向に飛んでくシーンってあんまり印象に無いし。ただ、如何せんその数自体が少なすぎる。
恐らく中盤の左に入るのは松下だろうけど、彼はこの試合もいつもの様にフリーランを繰り返すだろう。だからその動きを見極めて、生まれたスペースをどれだけうまく使えるか。これがこの試合でのヒロシの最大の見せ所になるはずだ。繰り返すけど、この試合を左右するのはサイドでの主導権争いだ。単純なシステム的な話をすれば、向こうが村上一人に対して、こっちは松下とヒロシの2枚。ここを活かさない手はないだろう。頑張れヒロシ。この試合だけじゃなく、今後のヒロシのキャリアにも大きな意味を持つ試合になり得るはずだからね。頑張れ。
まあ、サイドの攻防に関しては淳さんもかなり力を入れてトレーニングしてきたみたいだからそこは大いに期待しよう。

で、話が前後するけど守備でのもう一つの重要なFAが「Fixed Anchor」と「Frequent Adjustment」。つまりDFの前でバイタルをビッタリとケアする守備の専任のボランチと、90分集中を欠かずに繰り返す守備組織の微調整。
前述の通り、川崎の中盤の選手の飛び出しをぶっ潰すためにまず必要なのは相手のトップを早めに潰す事。ただ、それでもやはり川崎の大きな武器である、その中盤からの飛び出しは何度か見られるだろう。特に今の川崎は菊地という中盤の底で活躍する純正の守備職人がいる事で、逆三角形のような形で谷口と憲剛が前に構えて、虎視眈々と飛び出すタイミングを伺うって言う形が出来つつある。それはやっぱり怖い。
そこで重要なのがバイタルの守備を主に行うアンカー的なボランチの役割だ。去年で言えばスルスルと前へと出てくるマギヌンにしっかりくっついていったテラの役割。ああいったプレーがやっぱりこの試合では必要になるだろう。
だから、あるボランチのうちの1枚はある程度DFの前にフィックスしてもいいんじゃないかと思う。常に中盤の危険人物を見る役割を一枚置いて、そこでも早めにぶっ潰す。そしてそこから一気に前に展開ってのが理想。多分千葉ちゃんがこの役割かな。頼むぜ。
それとこれは去年の川崎戦で勲が素晴らしく良くやってたことなんだけど、センターバックがチェックに行ったタイミングとかで守備にギャップが生まれた時に、しっかりそこを埋めて守備の組織のリスクを減らすって作業を徹底して欲しい。去年の川崎戦は「ほぼ完勝!」って言っていい内容だったけど、試合開始早々はギャップが生まれたせいでマギヌンや村上に裏取られそうになるシーンがあったしね。ああいうのは絶対に避けたい。だから「Frequent Adjustment」の精神で、90分間ずっと守備組織を走ってフォローすることでアジャストし続けて欲しい。頼むぞ勲。


でもまー色々言ってきたけど、何より忘れちゃいけないFAって「Fanatic Audience」だと思うんだよな。なんかさ、川崎戦ってなーんか観客のモチベーションが沸騰しがちじゃないか。ファナティック=つまり、もはや狂信的、って感じが当てはまる気がしない?今までの経緯もあるしさ。だから手前味噌だけど、川崎戦って選手だけでなく観客が作った試合が多い気がするんだよ。あのリマのゴールなんてさ、あれだけ爆発的な拍手と歓声で「だんだんだだだん、だだだだん、リマっ!!」ってコールし続けてたらそりゃサッカーの神様だってあのゴール決めさせてやろうって思うじゃん。だからアレだよね、川崎がウチのホームで勝てない理由の一端って絶対ここだと思うんだよな。いや、手前味噌だけどさ。
という訳で、今回もその前例に倣ってホームを演出しまくるしかないよね。だからFA(フロンタサポのあんちきしょー)の皆さんの帰りのツアーの新幹線の中を「Funeral Atmosphere(ロマンティックお通夜モード)←これ無理あるかwてかこんな英語ねーかw」にしてやろうじゃないか。
あーだからもうなんだろ、FA(船越のあの鬼の反転ゴール忘れないぜ)精神で、FA(フッキの件はあーそれはもう残念でした)と軽くディスりつつ、FA(フロンターレの皆さん今日の貴殿達の勝ち点は0です、あいすいません)で行きましょう。あと慶治にはFA(復帰おめでとう兄貴)だし、フミヤにはFA(フミヤ愛してる)!!で、FA(復帰してくれ早くアウグスト)!!だな。
よし、それじゃあ中断期間明けで一気に流れに乗るためにも、絶対に勝つ!!何が何でもぜってー勝つ!!!ここでフロンタ叩いてもっと上行くぞおらああああああああああああああああ!!!!!
FOOOOORRRREEEVEEEEEEEERRRRRRRRRRR ALBIREEEEEEEEEEEEEEEEEEEXXXXXXXX!!!!!