【プレビュー】08年第28節 マリノス戦@スワン

勝て。もうね、アウェーで弱いのはもう分かりました。ならば残り7試合で4戦あるホーム戦は全て勝て。俺が言いたいのはそれだけだ。ていうか勝つしかねーんだよもはや。ということで今回はゴチャゴチャ言わずにずばっと簡潔に行きます。


さてさてマリノスである。しかしこのチームの今シーズンの成績を見てるとウチが激動のシーズンだ、なんて言えなくなるな。なんせ10節から18節まで9試合で負け→引き分け二つ→6連敗。いやーひどい。で、16節が例の三ツ沢での新潟戦だ。桑原監督アディオスの。
で、その後はここまで9試合で4勝4分1敗。まさにV字回復。木村監督は何かにつけて「お前らやればできる子なんだから!」っていうニートとか引き篭もりの子に向ける無責任な言葉の典型であるこの言葉を吹聴しまくってたみたいだけど、マリノスに関しては本当にそうだったようだ。だってそりゃそうだよな。あの面子見てりゃそのくらいはやるよ。
で、ここ数試合のマリノスでこれまでとは決定的に違うのは、勝負どころで絶対に失点をしないという粘り強さがあるということだろう。この辺は元々の選手のスペックを見れば、そしてマリノスの伝統を考えれば、守備の強さってのはこのチームの基本なんだよね。
マリノスは得点力が貧弱。なんせ11節より後は17試合で2試合しか2点を取ったゲームがないのだ。で、今年の新潟も同様に得点力に不安を抱えているって事を考えると、やっぱりこのゲームは1点を奪い合うゲームになると思う。正直言ってマリノスのDFはハユマと小宮山の裏のスペースとか、あとは中澤の豪快オウンヘッドとかw、そのくらいしか弱点が見当たらない。どうにかして1点を取れるか否かってゲームになるだろう。
だから、踏ん張るべきは新潟の守備陣だ。今回は出場停止の千代に替わって慶治がめちゃくちゃ久しぶりに先発みたいだけど、これはもう頑張ってもらうしかない。守備が頑張れなかったらこの試合の勝利はないと考えるべきだろう。
で、今のマリノスの攻撃に対して警戒すべきはやはり狩野健太だろう。今のマリノスの好調さを支えているのは(まだ完璧とはいえないとは言え)これまで乖離しまくっていた中盤と前線をしっかり結びつけてくれる彼がいるからだ。ただ、逆に言えばマリノスの攻撃のアキレス腱はこことも言える。なので、横に並ぶ坂田と共にボランチセンターバックがとにかくキツイマークを離さないことだ。正直言って彼は所謂オープンスキルの部分ではまだまだだと思う。だからクローズドスキルを存分に発揮させるような形に持ち込ませてはダメ。そこだけは徹底して欲しい。


つーわけで今回はもう極めてシンプルに、かつ明確な話しかしません。つまり、失点するな。そして勝ち点3を取るためのその1得点を取れ。それだけだ。
恐らく死ぬほどタイトな試合になるだろう。しかし冒頭でも言ったけど、ホームでの負けはもう許されない。絶対に許されない。今年は「これを勝てばいい位置に行ける試合」をことごとく落としてきたけど、この試合もまさしくそういう試合だ。これに勝てば、本当に本当に大きいのだ。
なので勝て。勝て!もうそれしかねーだろ!!!マリノス叩いてラストスパートかけるぞおっらあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!