世界中の女は、俺の事が大好きなのだ

・・・・・という設定で生きてみるのはどうだろう?と朝起きて思いついたので、朝からこの時間までそうやって生きてみた。
するともう大変。俺にかかわるすべての女性の行動が俺へのアピールだと思えてくる。小学生から、おばあちゃんまで全員な。朝駐輪場に入れるときに、俺の前のおねーさんがあわててお金を用意してるのは、俺を待たせると嫌われちゃうからなのだ、とか。俺にお茶を入れてくれるのは惚れてるから、とか。挙句、「さっきの人、俺をまったく気にしてない感じですれ違ったけど、すれ違ったあとで『きゃーすれ違っちゃったーどきどきずきゅーん』ってなってる」とか考えてみたら、すっごく楽しくなってきた。あほだなーと思いながら。



俺のカラオケの十八番にさ、ゆらゆら帝国の「ゆらゆら帝国で考え中」ってのがあってさ、それが

だいたい夜は独りで家の中でろくでもない事考えてるあいだに終わっちゃうね
何時電話しても居ないって言うけど頭の中で爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねえよ
(中略)
それは単純だけど少しの目の位置で何にでも変われるって
馬に変身 盛り上がってないときもなんらかの楽しみかたがあって
(中略)
だいたい俺は今3歳なんだけど2歳のときにはもう分かってたね
それは単純だけど少しの目の位置で何にでも見えるっていうことを

って歌詞なんだけど、いい事言うよね。言うよね〜。ほら、ぜんぜん流行ってないからせめて俺がサポートしてやるよ。はるな愛のアレ。言うよね〜。
いやまあそれはいい。で、この歌詞の通り、考え方ひとつでどうにでも見えるってのはその通りだと思うんだよね。


でもさー、そうやって妄想の世界にばかり逃げるのもよくないとも思うんだ。戦わなくちゃ現実と!!
って事でさっきその設定を切ったんだな。俺は現実に生きる男さ。現実こそ、俺の生きる場所なのさ。って事で日常に戻って数字と格闘したり、データの修正したりしてたんだけど、いつもは前髪を分けてる子が今日はパッツンになっててさ、「おー今日パッツンなんだねーいいじゃなーい」って言ったら、「あー今日初めて言って貰えましたよ、なんかうれしー」とか言うんだな。言うよね〜。



あーこりゃ世界中の女は(略


死ぬまでループ!!
逸脱の道はどこですか!!