ありがとう、諏訪、慶治、テラ

契約満了する選手のお知らせ
ということです。諏訪はあれかな、JSCへ移籍したりするのかな。どうなんだろう。


慶治は、05・06年・・・つまり残留の戦いとチームの変革期と、今年のラストという一番キツイ状況を救ってくれたセンターバックだったよね。彼なしにJ1残留はありえなかったと思う。J1とJ2の境目のギリギリの戦いの時にはいつも慶治がいたって印象だ。
やっと千代と永田さんという今後数年に渡って戦える絶対的なセンターバックの軸を手に入れて、満を持してお役御免って所なんだろうけど、鈴木大輔や大野が一人前になるまで慶治の薫陶を受けてくれればなーと思っていたので残念で仕方ない。



そして寺川能人アルビレックス新潟と言うクラブのこれまでの歴史は、彼と共にあったと言えるよね。
J2時代はバリバリのサイドアタッカーとして、J1では老練なボランチとして、常に新潟の中盤を支えてくれた選手だった。彼よりプライオリティの高い選手がいたとしても、いつでも準備を怠る事無く、確実に計算の立つ選手として君臨し続けた。いやもう、いまさら何を言うまでもないよね。新潟サポなら誰もが彼の偉大さと貢献度を知ってるだろうし。
この後、何十年・何百年とこのクラブは歴史を紡いでいくけど、数年後・数十年後に歴史を振り返った時に、恐らくまず最初に最もスポットが当てられるのはこのクラブの黎明期だと思う。ゼロから、大きな発展を遂げるまでの数年間ね。そこを語る上で、絶対に外せない選手、いやそれどころか主役の選手だったと思うんだ。そんな重要な歴史の証人として、今後も寺川能人の名が刻まれて行くのって、誇らしく、そして何よりすっげー嬉しい。テラみたいな素晴らしい選手が新潟の選手で本当に良かった。心からそう思う。


さあ、来年からはテラという偉大なる後ろ盾、偉大なる安全牌がいなくなるわけだ。そこを誰が埋めるかって事だよね。勲でも、千葉ちゃんでも、フミヤでも三門でもそれ以外でも誰でもいい。寺川能人が残したものを、無駄にしちゃダメだよ。



ともかく、みんなありがとう。現役続行の意思を持ってるらしいから、とりあえず今はいつになるか分からないけど、またいつか一緒に新潟の歴史の筆を進めましょう。その日まで、ちょっとだけさよなら。