南アフリカ×ウルグアイ

開幕戦で見せた南アフリカの最大の武器はカウンター。そしてこの試合で分かったのは唯一の武器もカウンターだって事かな。
ウルグアイは本当に見事に相手のカウンター対策を取ってきて、それが恐ろしく奏功した。フランス戦では3バック、この試合では4バックだったけど、共通してるのはDFが相手の攻撃の特長にあわせてしっかりとポジションをセットしてスペースを消すって事だと思う。フランス戦では両サイドのリベリーとゴブーに対して3バックの両端とウイングバックガサンドしてスペースを消すってのを徹底していたし、この試合では相手に奪われてカウンターに走られるのを最も警戒して先手先手でスペースを埋めに下がるのを繰り返してた。というか、あんまりサイドバックを上げずに相手が使いたいカウンター時のスペースを最初から塗りつぶしてたよね。
だけど、それでもただの守備のチームにならずに3点ぶち込んじゃうのは、やっぱりスアレス、そして本当に圧倒的なフォルランがいるからなんだよな。これもフランス戦と全く同じ。それとこの試合ではフランス戦で全くダメだったイグナシオ・ゴンサーレスではなくカバーニがトップに入って、フォルランがちょっと下がり目だったけど、この3人の連携はとてもよかったと思う。看板の2トップだけじゃない、もう一人の台頭は本当に大きいね。
しっかし今回南米レベル高いなあ。