【レビュー】10年第23節 京都戦@スワン

アルビレックス新潟 1-1 京都サンガ
スタッツ
黒崎久志監督 試合後コメント
時間がなさ過ぎるのでスルーしようかと思ったけどww、まーばばっとやります。ていうか、この試合書くことあんまないよね?w正直、ライヴで観てる時は39度の高熱だったし覚えてねえw


この試合はマルシオに代わって右サイドハーフにゴートク。これについては黒さんいわく「高徳には前に行く力を求めていた。背後を狙っていく動きもできる。そういうプレーはしてくれた」との事で、彼の走力を活かして縦への展開を期待したのだろう。
で、実際新潟の意図で優先順位が高いのは、わさーっと前に出てくる京都を外したら一気に縦にボールを付けるプレー。まーこれは芝の影響も存分にあったと思うんだけどね。ミシェウの一番のプレーエリアであるバイタルの付近が一番ぐっちゃぐちゃになっているし。超頑張れ、芝。
ただ、前線の選手にボールが入った後のフォローがこの試合ではとにかく遅くて、決定機らしい決定機を作る事が出来ない。今年いい時ってここでフォローが入ってキープして、後ろが上がってくる時間を上手く作れてる時だしね。
で、京都も京都で同じように縦に一発付けて圧力をかけていく攻撃に終始しするので、こちらも決定機らしい決定機を作れない。というわけで京都戦らしい凡戦の様相を呈していく。
この試合で最初の決定機は33分、カウンターで右サイドに流れた千葉ちゃんから、右サイドのスペースにパスが入ると、そこに走り込んだミシェウがセンターに折り返す。そのボールを受けたオオシが見事な反転でシュートを放つも、惜しくもGKの正面を突いてしまう。でもこれは完全に新潟が狙ってた形だよね。こういうプレーがもっと出せれば良かったんだろうけど。

試合が動いたのは37分。京都の右CKを上手く処理できずにドゥルドゥル流れたボールを押し込まれて失点。多分に不運な要素があったけど、またセットプレーからの失点。気の抜けるような試合に、相応しいふわっとした失点。



後半、京都が1点のリードを後ろ盾にしたのもあったのだろうけど、前に行かなくなってくると、新潟が全体として高い位置を取って、そこでポゼッションをするシーンが増えてくる。ていうか、今年のチームってポゼッションが上手くなったっていうより、ポゼッションできないと死ぬチームだな。そこからでしか得点は奪えないわ。それと後半攻める側のピッチが比較的良好だってのもあるだろうけどね。
そして58分、新潟にビッグチャンス到来。新潟がビルドアップから慶行がオオシに縦のボールを入れる。オオシがそれをDFを上手く引き連れて潰れた所でゴートクがフォローして、一枚引っ張りだしたおかげで生まれたバイタルのおいしいスペースに侵入。そこからギャップに走り込んだミシェウに勝負パス→決定的なシュートも守田弾く→こぼれ球をヨンチョルがプッシュ!!→しかし守田の手中にすっぽり収まる、という惜しいシーン。てか守田今日ラッキーすぎるだろ。

その直後、新潟ベンチはオオシ→ケンゴを投入。我慢できなかったんだね。


そして65分、新潟の圧力がやっと京都の守備を打ち破る。右サイドでボールを受けたヨンチョルが溜めて溜めて上手くギャップをすり抜けたミシェウに勝負パス。それを完全にフリーで抜け出したミシェウが受けると、守田をあっさりかわしてあとは流し込むだけ、だけど角度はキツイ、というドッキドキのシーン。最終的にミシェウが放ったボールはカクテヒにブロックされるのだけど、これは副審がハンド判定で、得点機会阻止で一発レッド+PK。まあありゃハンドだな。

で、ミシェウがそのPKを沈めてようやく追いつく。

あとは1人少ないので守りに入る京都と逆転を狙って前へと押し込んでいく新潟の構図。71分、慶行→マサル
その後もスペースが出来始めた京都の組織の間に入り込んで攻めていく新潟。84分にはヨンチョル→マサル→ヨンチョョルのワンツーで抜け出す決定機もシュートはGKに弾かれる。直後にゴートク→ミカ。マサルが左、ヨンチョルが右にスライド。
90分にはミシェウ、ケンゴとPA内でシュートを放っていくも得点は奪えず、試合終了。


ま、連敗は止めた。次勝てばいいさ。勝つぜ!!